エヌ・シー・エヌ(7057) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 18:20
株式会社エヌ・シー・エヌ
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比で小幅増(+1.3%)と堅調だが、営業損失は継続(営業損失:△41百万円)
- 構造計算の出荷数は前年同期比で大きく増加(住宅分野の構造計算出荷数+22.9%)し需要の力強さを示す一方、SE構法出荷は申請停滞・資材ショックで停滞し受注ストックが増加(未出荷物件518棟)
- 「ナフサショック」による出荷遅延(約50棟)や持分法投資損失(MUJI HOUSE)が利益を圧迫。2Q以降の出荷再開で回復見込み
決算数値概要
- 売上高: 18.12億円 (前年比 +1.3%)
- 営業利益(経常利益): △0.41億円 (前年比 約 +2.4%(改善))
- 純利益: △0.37億円 (前年比 約 +38.3%(改善))
前回決算からの主なUPDATE
- ナフサ由来の資材不足(ナフサショック)によりSE構法の出荷が一時停滞 → 第1Qで約50棟の出荷遅延を計上
- 構造計算受注は増加するも確認申請の停滞等でSE構法出荷のタイミングが約35日長期化し、受注ストックが518棟まで増加(売上の先送り発生)
- 関連会社MUJI HOUSEの持分法損失計上により営業外・経常が悪化(第1Qは持分法投資損失計上)
好材料(ポジティブ要因)
- 建築基準法の改正(2026年4月以降の構造基準厳格化)によりSE構法の優位性が拡大、長期的な需要追い風
- 構造計算出荷数や省エネ計算(環境設計分野)の出荷が増加しており、根強い構造設計・省エネ需要が確認できる(住宅の構造計算+22.9%、省エネ計算数も増加)
- 受注ストック(518棟)を抱えており、ナフサショックの解消後は2Q以降で出荷回復・売上貢献が期待される
悪材料(ネガティブ要因)
- ナフサショック/中東情勢に伴う原材料不足・価格高騰リスク(断熱材・塩ビ管・ルーフィング等)→ 着工遅延・コスト上昇リスク
- 第1Qは営業損失・経常損失を計上、利益体質は依然脆弱(販管費・持分法影響等で黒字化には波がある)
- 大規模木造分野では大型案件の進捗影響で第1Qは売上減(平均単価低下)の期間があり、案件集中による業績変動リスクが存在する