乃村工藝社(9716) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:34
株式会社乃村工藝社
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比△12.4%と減収(35,734百万円)、大阪・関西万博関連の反動減が主因
- 営業利益は前年同期比△45.0%で大幅減益(2,492百万円)、売上減と販管費比率の上昇が影響
- 受注高・受注残高は堅調に増加(受注高52,565百万円、受注残高87,026百万円)し今後の収益基盤は確保
決算数値概要
- 売上高: 357.34億円 (前年比 △12.4%)
- 営業利益: 24.92億円 (前年比 △45.0%)
- 純利益: 14.25億円 (前年比 △52.9%)
前回決算からの主なUPDATE
- 大阪・関西万博関連の大型案件が一巡し、博覧会・イベント市場の売上が大幅に減少(市場別で△92.5%)
- 受注動向は好調で、受注高・受注残高とも前年同期比で大幅増(特に余暇施設市場が中心)→将来の売上見通しは改善傾向
- 通期業績予想に変更なし(会社は既存の通期予想を維持)
好材料(ポジティブ要因)
- 受注の積み上がりが強く、受注残高が拡大しており中期的な売上回復が期待できる(受注残高87,026百万円)
- 売上総利益率はコスト上昇下でも概ね20%水準を維持しており、収益構造の一定の底堅さを確認
- 自己資本比率が69.5%へ改善し、財務基盤は健全(流動性・配当方針の継続を支援)
悪材料(ネガティブ要因)
- 四半期ベースで営業利益・純利益が大幅減少し、短期的な収益性悪化が顕在化している点(営業利益率低下)
- 博覧会・イベント市場など大型案件の期ズレで売上が不安定になりやすく、業績の振れ幅が大きい
- 資材価格・労務費上昇および調達環境の変化(地政学的リスク)により、今後も採算管理の難易度が高いこと