商船三井(9104) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 12:20
株式会社商船三井
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は7,309億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は610億円と大幅増加
- 営業利益は385億円と小幅増(前年比+3.9%:調整後比較)で、セグメント間で明暗が分かれる結果
- 連結子会社384社の決算期変更により比較が複雑だが、調整後でも増収を確保
決算数値概要
- 売上高: 7,309億円 (前年比 +68.9%)
- 営業利益: 385億円 (前年比 +3.9%)
- 純利益: 610億円 (前年比 +15.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結子会社384社の決算期を3月31日に変更(当第1四半期は該当子会社を2026/1/1–6/30の6ヶ月で連結)し、比較性に影響
- 第1四半期決算発表時点で通期・第2四半期累計の業績予想を上方修正(例:通期売上高を2.04兆円→2.23兆円等)
- 経営計画「BLUE ACTION 2035 Phase 2」を策定、株主還元方針として「累進配当(205円起点)」導入および総還元性向40%を目途に自社株買いを実施予定
好材料(ポジティブ要因)
- ドライバルクやタンカー中心に海運市況が堅調で、トンマイル拡大等により収益性が改善(市況追い風)
- タンクターミナル(LBC)やLNG/エタン船など安定収益源の拡充によりポートフォリオの非相関部分が厚くなっている
- 業績予想の上方修正と累進配当・機動的自社株買いの方針により、株主還元の予見性・魅力が向上
悪材料(ネガティブ要因)
- 船舶燃料油価格が大幅上昇(当期平均US$917/MT、前年差+US$373/MT)しており、燃料コスト負担が重い
- 中東情勢や紅海航行制約など地政学リスクが継続し、航路変更や配船制約でコスト増・収益変動リスクを抱える
- 製品輸送(特にコンテナ・自動車)セグメントは燃料費増や配船制約で減益、ONEなど持分法会社の業績も弱含みで足を引っ張る可能性