8793東証プライム市場
NECキャピタルソリューション NECキャピタルソリューション(8793) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/31 16:56
NECキャピタルソリューション株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+14.9%で747.13億円と増収を達成、公共・ICTインフラ事業およびインベストメント事業が牽引
- 営業利益は37.46億円(前年同期比+54.7%)と大幅増益を確保、事業別では公共・ICTインフラとインベストメントが寄与
- 営業資産残高は12,439億円(前年同期比+21.8%)へ拡大。グローバル事業(+54.6%)・インベストメント事業(+70.0%)の積み上げが顕著
決算数値概要
- 売上高: 747.13億円 (前年比 +14.9%)
- 営業利益: 37.46億円 (前年比 +54.7%)
- 純利益: 22.56億円 (前年比 +3.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- セグメントを商品軸から事業軸へ再編(5セグメント体制:公共・ICT/コーポレートファイナンス/不動産・エネルギー/グローバル/インベストメント)し、事業別管理を強化
- 営業資産を積極的に先行形成:営業資産残高12,439億円(前期末比+5.5%、前年同期比+21.8%)と成長投資を拡大
- 資金調達コスト上昇および有利子負債増加(調達基盤拡充の一方で資金原価率上昇)により、資本効率(ROA/ROE)が計画を下回る局面あり
好材料(ポジティブ要因)
- 官公庁向け(GIGAスクール等)やICTインフラ案件の伸長で安定的な契約実行高・収益基盤を確立している
- グローバルおよびインベストメント分野での資産積み上げが進み、将来のインカム・キャピタルゲインの源泉を拡充している(Global +54.6%、Investment +70.0%)
- 通期見通しは維持、年間配当予想150円を継続(株主還元方針の安定)
悪材料(ネガティブ要因)
- 市場金利上昇等に伴う資金原価率の上昇(直近で上昇傾向)により利ざや圧迫リスクが存在
- 自己資本比率は一時的に低下(9.4%)しており、積極投資に伴うレバレッジ上昇で財務健全性の管理が課題
- インベストメント事業の連結反映に伴う非支配株主持分の影響で、連結税引前利益は大きく計上される一方で親会社株主帰属利益への剥落が起きる構造的な制約がある