アイザワ証券グループ(8708) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/29 14:22
アイザワ証券グループ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 営業収益は58.12億円(前年同期比+37.0%)と大幅増収。株式委託手数料、信託報酬、ラップ商品の成功報酬が寄与
- 営業利益は2.38億円で黒字転換(前年同期は△5.76億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は10.54億円(前年同期比+730.4%)──主に投資有価証券売却による特別利益約8.66億円の計上によるもの
決算数値概要
- 売上高: 58.12億円 (前年比 +37.0%)
- 営業利益: 2.38億円 (前年比 ―)
- 純利益: 10.54億円 (前年比 +730.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- ゴールベースアプローチ(GBA)を全店展開し、総預り資産が2兆6,170億円(前期末比 +24.8%)、ストック商品預り資産が6,792億円(前期末比 +45.2%)へ拡大
- 政策保有株式や投資有価証券の売却等により特別利益約8.66億円を計上し、当期純利益を押し上げた
- ROE(年率換算)が8.8%まで改善(KPI目標の8%超を達成)。一方でPBRは0.97倍と市場評価は必ずしも高くない状況(2026年6月末時点、資料P17参照)
好材料(ポジティブ要因)
- ストック型収益(投信・ラップ等)の預り資産が急拡大しており、信託報酬・ラップの継続収入基盤が強化されつつある(ストック商品預り資産6,792億円)
- GBA型営業とプラットフォームビジネス拡大により、新規口座・ラップ契約ともに伸長しており中長期の安定収益化が見込まれる(スマイルゴール等の契約資産急増)
- 投資有価証券売却でキャッシュ及び利益を確保。財務余力・流動性の改善に寄与(現金・預金は増加、資料P16・P29参照)
悪材料(ネガティブ要因)
- 販売費・一般管理費が増加(人件費・取引関係費等で前年同期比+19.0%)しており、費用増が持続すると収益性を圧迫する可能性がある(資料P30参照)
- 今回の大幅な純利益改善は特別利益(投資有価証券売却益:約8.66億円)に依存しており、再現性のある本業の収益力(営業利益ベース)はまだ小幅な水準にとどまる
- 事業は市場環境や売買代金に敏感(トレーディング損益は前年同期比減少)。マーケット変動リスクが業績変動の要因となり得る