野村ホールディングス(8604) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:26
野村ホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 収益が前年同期比で増収:収益合計(Total revenue)が前年同期比+18.6%と大幅増加。
- 利益力が改善:税引前(経常利益相当)が前年同期比+32.0%、当社株主に帰属する当期純利益が+39.2%と大幅増益。ROEは年率換算で15.4%に上昇。
- インベストメント・マネジメントのAUMが過去最高の156.4兆円、ホールセール部門とIM部門が牽引しており、ストック型収益基盤の拡大が進行中(資料:決算説明資料 P3・P11)。
決算数値概要
- 売上高: 13,717.1億円 (前年比 +18.6%)
- 営業利益(経常利益): 2,115.4億円 (前年比 +32.0%)
- 純利益: 1,455.6億円 (前年比 +39.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 四半期レビュー(監査法人による期中レビュー)が完了し(2026年8月6日付)、開示値に変更なし(添付のレビュー報告書)。
- 運用資産残高(AUM)が6月末時点で156.4兆円に到達し、インベストメント・マネジメント部門の収益が大幅増(資料:決算説明資料 P11)。
- 期末総資産が前期末比で約5.58兆円増え、資産規模は68.22兆円に拡大。トレーディング資産・負債の増加が主因(資料:第1四半期貸借対照表)。
好材料(ポジティブ要因)
- ストック型収入の拡大:WM部門のストック収入・ストック資産が過去最高を更新し、収益の安定化が進展(資料:決算説明資料 P8–P10)。
- AUM増加による運用フィー収入の拡大:IM部門の運用資産156.4兆円で運用報酬が増加、部門の税前利益が過去最高水準(資料:決算説明資料 P11)。
- 資本・流動性は堅調:連結普通株式等Tier1比率は約12.9%、HQLAは約8.9兆円、LCR約197%と健全性を維持(資料:決算説明資料 P19–20)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 費用増:金融費用以外の費用が前年同期比+30.9%(人件費や支払手数料の増加が顕著)で、費用の増加は収益の伸びに依存する面が大きい(資料:損益計算書)。
- 市場依存度と変動リスク:トレーディング収益が増加している一方、トレーディング資産・負債の増加は市場環境悪化時の下振れリスクを高める可能性(貸借対照表、決算説明資料 P13–14)。
- 「その他」セグメントの採算悪化:その他の税引前損益が期中にマイナスとなっており、一部の調整項目や関連会社損益の影響で変動要因が残る(資料:セグメント情報 P11・P26)。