スルガ銀行(8358) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 12:21
スルガ銀行株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 経常利益が前年同期比+207.7%と大幅増益(主要因:貸出金利息の増加および貸倒引当金戻入益の計上)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比+158.5%の140.86億円と回復基調
- 貸出金は前年度末比で増加する一方、預金は若干減少し、資金調達コスト(預金利息等)が上昇している点は留意事項
決算数値概要
- 売上高: 371.05億円 (前年比 +42.6%)
- 営業利益(経常利益): 205.21億円 (前年比 +207.7%)
- 純利益: 140.86億円 (前年比 +158.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期での収益性改善:貸出金利息の増加および貸倒引当金戻入益の計上により、前年同期比で大幅な増益を達成
- 資産・負債の変動:貸出金残高は前年度末比で増加、預金残高は前年度末比で若干減少(預金流出と貸出増の同時進行)
- 自己株式の取扱い:2026年4月に自己株式の消却(発行済株式数の減少)など資本政策が進み、1株当たり指標に影響
好材料(ポジティブ要因)
- ネット金利収入の改善:貸出金利回り上昇により資金利益が拡大している点は収益基盤の強化に寄与
- 与信コストの一時的な改善:貸倒引当金戻入益の計上で四半期の与信費用が軽減され、純利益押上げ要因に
- 株主還元・資本政策の明確化:配当予想の維持(通期60円)や自己株式消却・取得枠の設定など株主還元の姿勢が示されている
悪材料(ネガティブ要因)
- 資金調達コストの上昇:預金利回り・資金調達費用が増加しており、利ざや縮小リスクに留意が必要
- 収益改善の一部は貸倒引当金戻入益など一時要因に依存している側面がある(継続性の確認が必要)
- 不動産関連を中心とした与信ポートフォリオの残存リスク(過去の問題対応は進展しているが監視継続が必要)