TORICO(7138) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/13 16:45
株式会社TORICO
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+1.7%で6.93億円と微増し、期初計画を上回る着地(Presentationより)。
- 暗号資産(ETH)の時価下落に伴う評価損216,793千円を営業外費用に計上し、四半期純損失が大幅に拡大(△2.42億円)。
- 主力のマンガ事業はEC自社店売上拡大や海外イベント好調でセグメント営業利益を確保(マンガ事業営業利益約4,486万円)。
決算数値概要
- 売上高: 6.93億円 (前年比 +1.7%)
- 営業利益: △0.26億円 (前年比 +61.9% ※損失縮小)
- 純利益: △2.42億円 (前年比 △291.2% ※損失拡大)
前回決算からの主なUPDATE
- 暗号資産事業を報告セグメント化(前期に新設)。期末時価評価を採用しており、価格変動が業績へ即時反映される構造に。
- 第11回新株予約権の発行等で資本調達を実施、Q1に新株予約権行使等により資本金・資本剰余が増加(Q1で資本金・資本剰余合計+約4,304.6万円)。
- マンガ事業の販促費構造改革と自社EC強化が奏功し、粗利率改善・自社EC売上の回復が進展(Presentation:本店売上+59.8%等)。
好材料(ポジティブ要因)
- 自社EC(本店)の売上比率増加により高採算チャネルが拡大、粗利率改善が明確化している点。
- イベント事業の海外展開が加速(Q1海外イベント売上大幅増)、収益の多角化と国内依存度低下に寄与。
- 自己資本比率が高水準(72.3%)を維持しつつ、直近での資本増強により資金余力が確保されている点(暗号資産投資継続の余地)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 保有ETHの時価下落に伴う大幅な評価損(Q1で約2.17億円)により経常・当期損益が大きく悪化し、業績のボラティリティが高い。
- 暗号資産事業収益は市場価格に依存し、価格下落が続くと追加の評価損や資本毀損リスクが残る。
- 近年は通期・四半期とも赤字継続の局面があり(直近複数期で損失計上)、事業再構築が進む一方で黒字化の安定化には尚時間を要する可能性。