三菱重工業(7011) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/04 13:53
三菱重工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 受注高が2兆224億円(前年同期比 +26%)と大幅増、受注残は14.1兆円に拡大し中長期の収益基盤を強化
- 売上収益は1兆1,942億円(前年同期比 +15.5%)、事業利益(当社指標)は1,596億円(前年同期比 +65%)と採算改善が顕著
- 四半期純利益(親会社帰属)は1,346億円(前年同期比 +97%)— 為替差益(円安)や高採算案件の寄与で大幅増益
決算数値概要
- 売上高: 11,942億円 (前年比 +15.5%)
- 営業利益(経常利益): 1,764億円 (前年比 +99.0%)
- 純利益: 1,346億円 (前年比 +97.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- GTCC(大型ガスタービン複合発電)受注・通期見通しを上方修正し、エナジー分野の業績予想を押し上げ
- キャッシュ創出力が改善(営業CFおよびフリーCFが大幅改善)、手元資金とネットキャッシュの余裕が拡大
- 為替(円安)の進行により為替差益を計上し、当期利益が想定より上振れ
好材料(ポジティブ要因)
- 受注の質・量の改善:GTCC・原子力など高採算案件の受注拡大で中長期の売上・利益見通しが強化されている
- 収益性の改善:事業利益・EBITDAマージンが大きく改善(Q1で事業利益+65%、EBITDAマージン拡大)し利益体質が改善傾向
- 財務・キャッシュポジションの強化:フリーCFおよび現金同等物の増加、実質的なネットキャッシュポジション(純有利子負債の大幅マイナス化)
悪材料(ネガティブ要因)
- 受注集中リスク:GTCCや原子力など特定領域への依存度上昇は、需給変動や政策リスク(例:中東情勢)に対するエクスポージャーを高める
- 為替依存と変動リスク:円安は短期的に利益を押し上げるが、今後の為替反転が業績に与える影響は大きい
- 受注残の履行リスク&運転資本増加:受注残増加に伴う契約資産・在庫・前受金の動きが運転資本負担や工事遂行リスクを伴う