イリソ電子工業(6908) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/30 16:27
イリソ電子工業株式会社
2026年3月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 第3四半期累計で過去最高の売上高を更新(売上高+11.8%)。モビリティ分野のインフォテインメントとパワートレイン、中国地域が牽引。
- 営業利益は原材料高騰を原価低減・構造改革でカバーし、営業利益+15.1%、営業利益率は前年同期比で改善。
- インダストリアル分野(エネルギーマネジメント等)が大幅成長(前年同期比+73.3%)で事業の裾野拡大に寄与。
決算数値概要
- 売上高: 471.29億円 (前年比 +11.8%)
- 営業利益(経常利益): 44.67億円 (前年比 +15.1%)
- 純利益: 37.04億円 (親会社株主に帰属、前年比 +27.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第3四半期累計で過去最高売上を更新。特にモビリティ(インフォテインメント/パワートレイン)およびインダストリアルが拡大。
- 通期業績予想は据え置き(2月公表時点)が、3Q累計の進捗から上振れ余地ありと示唆。
- (追加資料)2026年7月30日付で、海外子会社に係る不適切な金銭授受等の疑義に関し第三者委員会の調査が継続中であるため、2027年3月期第1四半期決算の開示が遅延する見込みと公表(有価証券報告書提出期限は2026年9月30日まで延長)。
好材料(ポジティブ要因)
- モビリティ分野での高付加価値製品(高速伝送対応可動BtoBコネクタ等)需要が堅調で中長期成長が期待できる。
- 原価低減・構造改革により材料高騰の影響をある程度吸収し、収益性が改善している点。
- インダストリアル分野(エネルギーマネジメント等)が急拡大し、事業ポートフォリオの多角化が進展。
悪材料(ネガティブ要因)
- 素材市況の高騰(例:金価格の上昇等)によりコストリスクは依然存在し、収益に下押し圧力。
- コンシューマー分野(特にゲーム機向け)が減少しており、一部需要の変動が業績に影響。
- 海外子会社の不適切金銭授受等に関する第三者委員会の調査と、それに伴う決算・監査手続の遅延リスク(情報開示の遅延や追加的な修正・費用発生の可能性)。