アルバック(6728) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:38
株式会社アルバック
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 受注高が大幅増(前年同期比 +43.7%)と需要は強い一方、営業利益は前年同期比で約△26%と減益
- 売上高は前年同期比 +7.1%の2,691.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は一時利益寄与で微増
- キャッシュポジションが拡大(現金及び現金同等物 1,065.27億円)し、自己資本比率は約58%を維持
決算数値概要
- 売上高: 2,691.30億円 (前年比 +7.1%)
- 営業利益: 195.98億円 (前年比 △26.1%)
- 純利益: 170.92億円 (前年比 +2.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 関係会社出資金の譲渡に伴う特別利益約77.93億円を計上(純利益押上げの一因)
- 受注高の大幅増(3242.28億円、前年+43.7%)を確保したが、パワーデバイス向けの反動減で売上構成に差異
- 年間配当を1株あたり152円に設定(前期164円→今回152円、減配)
好材料(ポジティブ要因)
- 受注残・受注高が大幅増で中長期の売上につながる案件を確保(先端ロジック、メモリ、FPD、レアアース磁石向け等)
- 営業活動によるキャッシュ・フローがプラス(307.32億円)で自己資本・手元資金が潤沢
- 中期での需要追い風(生成AIやデータセンター投資等)により来期は収益性改善の見込み(会社は営業利益回復見込みを提示)
悪材料(ネガティブ要因)
- 本業の営業利益は大幅減(△26.1%)で、コア事業の利益率低下が懸念材料
- 今期の純利益は一時的な関係会社売却益に依存しており、継続的な収益力の改善が確認できない面がある
- 棚卸資産・売掛金・契約負債の増加などで運転資本が増加し、キャッシュ効率(CCC)改善の継続的取り組みが必要