電気興業(6706) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:55
電気興業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+25.1%の74.83億円と大幅増(電気通信・高周波の双方で増収)【決算短信・補足資料】
- 営業損益はほぼ均衡(営業損失△0.04億円)だが、経常・純利益は固定資産売却等の特別益により黒字化(四半期純利益13.07億円)【四半期決算短信 p.6–9】
- 受注動向は堅調で受注高が前年同期比+33.6%と増加、受注残も積み上がっている(受注残25.12億円)【四半期決算短信 p.3,13】
決算数値概要
- 売上高: 74.83億円 (前年比 +25.1%)
- 営業利益: △0.04億円 (前年比 +99.1%〔改善額 +4.28億円〕)
- 純利益: 13.07億円 (前年比 +717.0%〔増減額 +15.19億円、特別益含む〕)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想は修正せず据え置き(売上365億円、営業利益16.5億円)— 現時点で通期見通し維持【決算短信・補足資料】
- 株主還元強化:株主優待制度を導入、通期配当予想は5円増配の105円(DOE下限を2.5%に引上げ)【補足資料 p.14–15】
- 第1四半期に固定資産売却益(約17.64億円)が計上され、四半期純利益を押上げ(その他、退職給付制度改定益等も計上)【四半期決算短信 p.6–9】
好材料(ポジティブ要因)
- 受注・売上の回復:受注高+33.6%、売上+25.1%と需給回復が明確(移動通信・防衛・放送分野で特に強い)【四半期決算短信 p.3–5】
- セグメント別の改善:電気通信部門の営業利益が大幅改善(セグメント利益3.22億円)、高周波部門も増収増益で事業基盤が安定化【補足資料 p.6】
- 株主還元策の強化:配当・優待の充実とDOE引上げで個人/長期投資家に対する魅力向上(中長期の株主基盤安定化に寄与)【補足資料 p.14–15】
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業面の実体は薄く、営業損失が継続(△0.04億円)しており、営業力だけではまだ安定的な黒字化に至っていない【四半期決算短信】
- コスト上昇圧力:原材料費高騰や物流コスト上昇が継続しており、採算改善の足かせとなる可能性【補足資料 p.2】
- 純利益は固定資産売却等の一時益に依存している面が大きく、基礎的収益力(本業のキャッシュ創出)との乖離に注意が必要【四半期損益内訳 p.6–7】