6616東証プライム市場
トレックス・セミコンダクター トレックス・セミコンダクター(6616) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/12 16:38
トレックス・セミコンダクター株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は65.64億円(前年同期比 +11.9%)、全社で増収(決算短信 p1 / 決算説明資料 p4–5)。
- 営業利益は8.85億円(前年同期比 +436.3%)と大幅増益。棚卸資産の見積り変更(簿価切下げ算定方法の変更)により売上原価が2.81億円減少した一時的要因を含む(決算短信 p4 / p9)。
- 営業外収益(受取配当金など)や為替の追い風で経常利益1,113百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益911百万円を計上(決算短信 p1 / p7)。
決算数値概要
- 売上高: 65.64億円 (前年比 +11.9%)
- 営業利益: 8.85億円 (前年比 +436.3%)
- 純利益: 9.11億円 (前年比 +2,502.9%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を上方修正(売上280億円→280億円据置だが、営業利益1,300百万円→1,500百万円、親会社株主帰属当期純利益1,400百万円→1,600百万円)— 為替の円安進行と受取配当金の想定超過を理由(決算説明資料 p16 / 決算短信 p3)。
- 棚卸資産評価の見積り方法を変更し、Q1で売上原価を281,016千円減少(利益を一時的に押し上げる影響)(四半期決算短信 p7–9)。
- TVS(後工程子会社)持分譲渡(PANJIT社への譲渡)に伴う譲渡益約6億円の見込みなど、構造的な資産処分案件を織り込む方向(決算説明資料 p28)。
好材料(ポジティブ要因)
- 広範囲での需要回復により増収・採算改善:トレックス・フェニテックともに多くの地域・用途で回復(決算説明資料 p5–15)。
- 為替(円安)と受取配当金の増加により営業外収益が増加し、通期業績の上振れ余地を確保(四半期決算短信 p1 / p5)。
- フェニテックのSiC/GaN等パワーデバイス・ファウンドリ体制強化や、ロボット向け中高耐圧DCDC等の製品拡充で中長期の成長分野を取り込む戦略(決算説明資料 p24–33)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 今期の利益改善には棚卸評価変更などの一時要因が含まれており、継続的な収益力改善かは見極めが必要(四半期決算短信 p7–9)。
- 材料費(例:金価格)の高騰や製造コスト上昇が収益を圧迫するリスク(決算説明資料 p35)。
- 欧州でのフェニテック売上が減少(Q1で欧州顧客向けがマイナス)や、特定用途(例:ウェアラブル)の弱い回復など地域・用途別のバラツキ(決算説明資料 p12–15)。