QPS研究所(5595) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/01/23 14:40
株式会社QPS研究所
2026年5月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+21.5%で増加(425百万円) — 商用小型SAR衛星の打上げ・運用開始が寄与
- 営業損失が拡大(営業損失410百万円)し、減価償却費等の増加が収益を圧迫
- 期末現預金9,810百万円(約98.1億円)+宇宙戦略基金の交付決定により資金面の裏付けあり(シンジケートローンの現金維持条項も注視)
決算数値概要
- 売上高: 4.25億円 (前年比 +21.5%)
- 営業利益(経常利益): △4.10億円 (前年比 △79.8%)
- 純利益: △4.87億円 (前年比 +74.4%(損失縮小))
前回決算からの主なUPDATE
- 小型SAR衛星QPS-SAR11号機「ヤマツミ-Ⅰ」(2025/6/12)および12号機「クシナダ-Ⅰ」(2025/8/5)の打上げ成功を報告
- 同9号機「スサノオ-Ⅰ」と同11号機「ヤマツミ-Ⅰ」の定常運用開始により、商用機の定常運用機数が4機に拡大
- 資産構成の変化:人工衛星(純額)が3,609百万円増加、建設仮勘定が2,570百万円減少(衛星の資産計上・稼働化の反映);資本金・資本剰余金は新株発行で各118百万円増加
好材料(ポジティブ要因)
- 商用衛星の打上げ・定常運用の進展で衛星コンステレーション構築が前進し、将来のデータ販売基盤が強化
- 期末現金9,810百万円と宇宙戦略基金の交付決定により、当面の大型先行投資を支える資金基盤が確保されていること
- シンジケートローンの枠(総コミット5,000百万円)や政府系ファンドの支援により資金面での安定性が高い
悪材料(ネガティブ要因)
- 衛星増加に伴う減価償却費等で売上原価が増加し、営業損失が拡大(営業損失410百万円) — 黒字化まで先行投資回収に時間を要する見込み
- 支払利息の増加により経常損失が拡大(経常損失485百万円)、資本コスト負担が利益を圧迫
- 継続的に大規模な先行投資が必要な事業構造のため、今後の資金調達計画や事業収益化の進捗が不確実性要因となる