出光興産(5019) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:51
出光興産株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上収益は前年同期比+23.8%の2兆2,717.5億円、営業利益は3,074.6億円と大幅な黒字転換。燃料油セグメントのプラスのタイムラグ影響とトレーディングが主因で、四半期ベースで大幅な利益増。
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益は2,175.0億円(前年同期比+696.0%)と大幅増加。
- 第1四半期の四半期連結財務諸表について監査法人による期中レビューが完了(レビュー無指摘)、IFRS適用・表示の下での開示に変更なし。資産・負債規模の拡大に伴いネットD/Eは1.17に上昇。
決算数値概要
- 売上高: 22,717.5億円 (前年比 +23.8%)
- 営業利益(経常利益): 3,074.6億円 (前年比 -)
- 純利益: 2,175.0億円 (前年比 +696.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 監査法人による期中レビューの完了を発表(2026/8/14)。レビュー後の修正は無し。
- IFRSによる表示・区分(燃料油へ機能舗装材の移管等)およびIFRS移行に伴う注記を反映した比較情報を提示(通期見通しに変更なし)。
- 自己株式の取得・消却が進展(当四半期中に取得、4月に65,529千株消却済)し、期末発行済株式数や資本剰余金等に変動。期中平均株式数も減少。
好材料(ポジティブ要因)
- 燃料油セグメントの収益性改善:原油相場上昇局面でのプラス・タイムラグと海外トレーディングの好調で短期的に大幅増益を確保。
- 強いキャッシュ創出・資産膨張により投資余力を確保(資産合計は前年末比で増加)。中期計画(GRIT/GROWTH/CNX)に基づく投資実行余地あり。
- IFRS移行後の開示・監査レビュー完了により財務情報の信頼性が向上(開示の透明性確保)。
悪材料(ネガティブ要因)
- ネットD/E上昇(1.03 -> 1.17)および自己資本比率の低下(27.8% -> 27.2%)で財務レバレッジが拡大。資本効率改善が必要。
- 業績が原油価格のタイムラグや在庫評価に大きく左右される構造(四半期ベースの変動性が高い)。今後の原油価格下落局面では逆風となるリスク。
- NSRP(Nghi Son)関連の持分法影響や完工保証に伴う負債計上等、プロジェクトリスク・連結影響が残存(将来的な追加引当や収支変動の可能性)。