artience(4634) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:57
artience株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 上半期売上高は1,896.53億円(前年同期比+12.4%)、営業利益は125.73億円(同+34.1%)、親会社株主に帰属する中間純利益は137.34億円(同+150.9%)と増収増益。
- 価格改定と調達先拡充により原料高の影響を吸収し、営業利益率が改善(上半期で約+1.0pt、営業利益率6.6%)。
- 通期業績予想は据え置き(売上3600億円、営業利益230億円)、ただし中東情勢の先行きは不透明でモニタリング継続。
決算数値概要
- 売上高: 1,896.53億円 (前年比 +12.4%)
- 営業利益(経常利益): 125.73億円 (前年比 +34.1%)
- 純利益: 137.34億円 (前年比 +150.9%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期から第2四半期にかけて需要の前倒し発注(原料不足見込みによる)や価格改定が寄与し数量・収益ともに上振れ。
- 2026年8月7日取締役会で自己株式の消却を決議(消却株数3,000,000株、消却予定日2026/8/31)、発行済株式総数は消却後47,286,544株に。
- 通期業績予想・配当予想は現時点で修正なし(配当:中間60円、期末60円の予想)。
好材料(ポジティブ要因)
- 全セグメントで増収増益:特に海外のリキッドインキ・UVインキ、CF(カラーフィルター)材料などが堅調で営業拡大に寄与(補助金・イベント需要の追い風)。
- 価格改定と調達先多様化により原材料高の吸収が進み、マージン改善を実現。
- 収益性改善と自己株式消却方針により1株当たり利益・株主還元の改善期待。
悪材料(ネガティブ要因)
- 中東情勢による原油・ナフサ由来原料の供給不安と価格変動リスクは依然として存在(コストの急変が利益を圧迫する懸念)。
- 一部成長領域(車載用リチウムイオン電池材料など)は採算改善に時間を要しており、投資回収リスクが残る。
- 上半期で現金・現金同等物が減少(設備投資や自己株取得、配当支払い等)、一部長期借入金の短期振替も発生しており流動性面の管理が重要。