神東塗料(4615) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 16:14
神東塗料株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+2.9%で増収(5,205百万円)と堅調に推移
- 営業利益は81百万円(前年同期比+160.2%)と採算が改善、親会社株主に帰属する四半期純利益は116百万円で黒字転換
- 製品不適切行為関連の偶発債務(最大703百万円の請求訴訟)や高水準の借入金が引き続きリスク要因。ただしシンジケーションのコミットメントライン(総額60億円)等で財務基盤の安定化を図る
決算数値概要
- 売上高: 52.05億円 (前年比 +2.9%)
- 営業利益: 0.81億円 (前年比 +160.2%)
- 純利益: 1.16億円 (前年比 N/A(前年は△0.05億円))
前回決算からの主なUPDATE
- 前連結会計年度(2026年3月期)は親会社株主帰属の通期純損失が△593百万円だったが、当第1四半期は四半期純利益116百万円と収益性が改善
- 2027年3月期の通期業績予想に修正は無し(会社発表の見通しは維持)
- 短期借入金は期末比で約498百万円減少し、コミットメントライン(60億円)などで資金繰りの安定化を図っている
好材料(ポジティブ要因)
- 価格改定等により限界利益が改善し、営業利益・純利益が回復した点(収益構造の改善兆候)
- 供給制限発生時も代替調達や取引先の多様化で大きな混乱を回避できたこと(サプライチェーン対応力)
- 大日本塗料(DNT)との事業提携および中期経営計画の下でのシナジー期待、並びに60億円のコミットメントラインで財務基盤を補強している点
悪材料(ネガティブ要因)
- 2022年判明の製品に係る不適切行為に関連する訴訟・調停のリスク(最大請求703百万円)と今後の補償費発生可能性(既に反映可能分は引当計上)
- 借入金残高は引き続き高水準(四半期時点で約4,599百万円)であり、利払い・返済負担が継続する点
- 原材料(ナフサ等)価格の高止まりや中東情勢等による調達リスクが残っており、今後もコスト圧力の懸念がある点