ゼリア新薬工業(4559) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:39
ゼリア新薬工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+10.1%と増収、医療用医薬品が牽引(アサコール中心に堅調)
- 営業利益は前年比+28.3%と大幅改善した一方、為替差損の計上により経常利益・純利益は減少
- のれん・販売権等の耐用年数見直し(ディフィクリア関連)の影響で追加償却を計上し、利益を下押し
決算数値概要
- 売上高: 214.48億円 (前年比 +10.1%)
- 営業利益: 19.50億円 (前年比 +28.3%)
- 純利益: 8.66億円 (前年比 △20.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期の売上・営業利益は計画どおり進捗、通期業績予想は変更せず(2026/5/8公表予想を据え置き)
- 為替差損(スイスフラン高等)が発生し、営業外で約6.44億円の為替差損を計上、経常利益・純利益を圧迫
- Tillotts子会社保有の「ディフィクリア」販売権について耐用年数を短縮、当四半期で約3.89億円の償却増(営業利益等を減少)
好材料(ポジティブ要因)
- 医療用医薬品事業が好調(アサコール等の海外販売伸長)で売上を牽引し、事業の収益基盤が堅調
- コンシューマーではヘパリーゼ系列が販促効果で拡大し、販売チャネル(コンビニ等)での伸長が確認
- 財務基盤は堅牢(自己資本比率61.8%)で、配当予想・通期見通しを維持している点は投資家にとって安心材料
悪材料(ネガティブ要因)
- 為替変動リスク(特にスイスフラン高)により四半期で大きな為替差損を計上し、業績の振れ幅が拡大
- のれん・販売権の耐用年数短縮による追加償却で利益が圧迫され、収益性の見かけ上の低下を招く
- コンシューマーヘルスケアではコンドロイチン群やウィズワン群が競合の影響で減少しており、製品構成の回復が課題