中外製薬(4519) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/24 16:23
中外製薬株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上収益は6,633億円(前年同期比+14.7%)と大幅増収、製商品売上高・その他収入ともに伸長
- 営業利益(IFRS)3,196億円(前年同期比+16.9%)、Core営業利益では3,291億円と高い収益性を維持
- フリー・キャッシュ・フローは2,270億円(前年同期比+84.9%)でキャッシュ創出力が強く、ネット現金は約9,626億円を確保(6月末、説明資料 p.7–11参照)
決算数値概要
- 売上高: 6,633億円 (前年比 +14.7%)
- 営業利益(経常利益): 3,196億円 (前年比 +16.9%)
- 純利益: 2,317億円 (前年同期比 +19.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 臨床/承認動向:アレセンサ(AF802/RG7853)の適応拡大承認取得、ルンスミオ(RG7828)の適応承認等、複数の適応拡大・承認を取得(補足資料 研究開発の状況参照)
- 新製品・上市:エレビジス(RG6356/SRP-9001)が2026年2月に日本で発売開始(中間期実績セクション参照)
- 臨床進展:KRAS G12C阻害剤RG6330の第III相開始、PI3Kα阻害剤RG6114の第III相開始など後期開発の進展が複数(補足資料 パイプライン一覧 p.12–21参照)
好材料(ポジティブ要因)
- 収益の質向上:ロシュ向け輸出(ヘムライブラ)やNEMLUVIO等の輸出増、ロイヤルティ/プロフィットシェア収入の増加により「その他の売上収益」が大幅増(中間期:968億円、+44.5%)
- 強いキャッシュ創出力:営業FCF・FCFともに前年同期比で大幅改善、配当支払後でもネット現金は約9,626億円を維持(補足資料 キャッシュ・フロー p.11)
- パイプラインの進展と承認:複数の適応拡大承認・申請・第III相開始があり、中長期の成長シナリオを支える(補足資料 開発パイプライン p.12以降)
悪材料(ネガティブ要因)
- 研究開発費・販管費の上昇:中間期R&D 902億円(+4.5%)、販管費490億円(+7.9%)でコスト負担が増加(補足資料 損益明細)
- 一部既存製品の減収リスク:アバスチンや既存製品の国内販売減少が見られる(国内オンコロジーの一部製品が減収、補足資料 売上明細参照)
- パイプラインの選別・中止リスク:一部プログラムの開発中止やパイプライン整理の影響があり(補足資料 開発中止一覧)、将来の価値実現に不確実性が残る