Link-Uグループ(4446) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/09/14 17:47
Link-Uグループ株式会社
2026年7月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上収益はほぼ横ばいの48.00億円(前年比 △0.7%)。マンガサービスと制作(コンテンツ)は通期で過去最高収益を更新した一方、マーケティング事業の不調が全体を押し下げる結果に。
- 調整後営業利益は4.03億円(前期比 +142.8%)と実質的な収益力は改善したが、連結子会社Romanzに係るのれん745百万円を含む減損等により営業損失(△3.83億円)を計上し、親会社株主帰属の当期損失は△5.55億円に。
- Crunchyrollとの資本業務提携(第三者割当の予定調達額:約9.13億円)や「中期経営計画2030」を発表し、海外展開(Crunchyroll Manga等)を成長の主軸にシフト。海外売上は前年から大幅増(海外マンガ売上前年比 +182%)。
決算数値概要
- 売上高: 48.00億円 (前年比 △0.7%)
- 営業利益(経常利益): △3.83億円 (前年比 △217.1%)
- 純利益: △5.55億円 (親会社株主帰属、前年比 △475.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結のれん745百万円を含む減損損失767百万円を計上(Romanz関連)し、営業利益が黒字→赤字へ転換。
- Crunchyroll(クランチロール)との資本提携を実施(第三者割当で約1,071,900株、調達資金約9.13億円予定)、海外マンガ配信事業の強化へ。
- グループ再編:株式会社Link-U Productsを連結化、Brightechおよびバリューコンサルティングをグループ除外、株式会社コンパスを持分法適用へ移行(連結範囲の変更)。
好材料(ポジティブ要因)
- 海外展開の加速:Crunchyrollとの協業・資本提携により、海外マンガ配信(Crunchyroll Manga等)の拡大とローカライズ体制強化が期待できる(海外売上比率上昇中)。
- 実質的な事業収益性の改善:調整後営業利益が4.03億円(前期比+142.8%)と大幅増で、コア事業(マンガサービス・制作)の収益力は向上。
- 政府補助金採択や大手パートナー案件(例:IP360、MANGA Plus、Manga UP! 等)により、海外流通プラットフォーム構築に対する資金・支援が得られている。
悪材料(ネガティブ要因)
- のれん減損等の特別損失が大きく(合計約7.67億円)、当期損失とキャッシュポジション悪化を招いた。財務・利益面で短期的な痛手。
- 現金及び現金同等物が期末で約9.53億円に減少(前期末比△7.01億円)、投資や借入返済を踏まえた流動性管理が必要。
- マーケティング事業の縮小・組織再編に伴う収益源の不確実性と、連結範囲変更による業績の比較性低下(短期的には売上減の影響あり)。