新日本理化(4406) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:48
新日本理化株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+15.5%で93.92億円、営業利益は同+256.1%で10.21億円と大幅増益を達成
- 原料高や地政学リスクが残る中、製品価格改定・調達最適化・物流効率化により利益率が改善
- マレーシア合弁会社(EOR)株式の譲渡決議および天然高級アルコール事業からの撤退を発表(連結で第2四半期に約8億円の特別損失見込み)
決算数値概要
- 売上高: 93.92億円 (前年比 +15.5%)
- 営業利益: 10.21億円 (前年比 +256.1%)
- 純利益: 10.27億円 (前年比 +292.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期の収益性が大幅改善(前年同四半期:営業利益2.86億円 → 今期:10.21億円)
- 2026年8月7日取締役会でEOR持分売却と天然高級アルコール事業撤退を決議、連結で第2四半期に約8億円の関係会社株式評価損計上予定
- 2026年度から開始の新中期経営計画(2026–2030)と第2期DXを本格展開し、先端領域(半導体・電子材料等)への注力を強化
好材料(ポジティブ要因)
- 価格改定と調達・物流の最適化が奏功し、厳しい環境下でもマージン改善を実現
- 先端領域(レジスト材料「リカシッド®」、光学調整剤等)や知財強化を通じた高付加価値化戦略を推進している点
- 財務基盤は堅調で、自己資本比率は50.2%に改善(第1四半期末)
悪材料(ネガティブ要因)
- マレーシア合弁解消・事業撤退に伴う一時的な特別損失(連結約8億円想定)および事業縮小による売上減の懸念(該当事業の直近売上:30.14億円/2026年3月期)
- 汎用品分野での海外廉価品流入が継続しており、数量面での下振れリスクが残る
- ナフサや植物油脂など基礎原材料・エネルギー価格の不安定化、地政学リスクによるコスト・供給面の不確実性