東ソー(4042) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/04 13:48
東ソー株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・利益が大幅増:売上高は前年同期比+11.8%、営業利益は+93.9%と大幅改善
- 在庫評価差益(ナフサ高)と円安の影響で収益性が大幅に向上し、為替差益も計上
- セグメントを5区分へ変更(基礎素材/付加価値素材/バイオサイエンス/高機能材料/水処理エンジニアリング)し、構成別に堅調な出荷が寄与
決算数値概要
- 売上高: 2,741.74億円 (前年比 +11.8%)
- 営業利益(経常利益): 311.83億円 (前年比 +93.9%)
- 純利益: 194.56億円 (前年比 +198.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を開示:売上高1兆1,700億円、営業利益1,050億円(2027年3月期予想を発表)
- 報告セグメントを4区分→5区分に変更し、前年同期数値を遡及組替えして比較を実施
- 第1四半期にナフサ高騰による在庫評価差益と為替差益を計上し、営業外収益・経常利益が改善
好材料(ポジティブ要因)
- ナフサ・海外市況上昇と円安が販売価格にプラスに働き、在庫評価差の改善で短期的に利益を押し上げた
- 先端事業(高機能材料、バイオサイエンス)や水処理エンジニアリングの出荷増で構造的な収益拡大が期待できる
- 通期予想の再提示により業績の見通しが示された(投資家にとって透明性向上)
悪材料(ネガティブ要因)
- 収益はナフサ価格や為替などコモディティ・地政学リスクに依存しており、価格逆転で業績が急変するリスクが高い
- 有利子負債の増加(四半期末で有利子負債が増加)および自己資本比率低下によりレバレッジが上昇している点は注意が必要
- 第1四半期はフリー・キャッシュ・フローがマイナス(投資や運転資金増でキャッシュが圧迫)となっており、資金繰りと投資回収の推移を注視する必要あり