シリコンスタジオ(3907) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/17 12:23
シリコンスタジオ株式会社
2026年11月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 受注損失引当金の計上(約79百万円)により、3DCG映像制作案件で損失を見込み、当中間期に売上原価へ計上したことが業績を大きく押し下げる要因となった。
- 売上高は1,909百万円(19.09億円、前年同期比△13.8%)で減収、営業損失は△185百万円(△1.85億円)となり、中間純損失は△220百万円(△2.20億円)を計上。
- 通期業績予想を下方修正し、通期で営業損失(営業損失見込み△200百万円)となる見通し。期末配当は無配見込みに変更。
決算数値概要
- 売上高: 19.09億円 (前年比 △13.8%)
- 営業利益: △1.85億円 (前年比 △252.9%)
- 純利益: △2.20億円 (前年比 △223.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 昨年度受注の3DCG映像制作案件について原価見積りを再評価し、受注損失引当金約79百万円を売上原価に計上(損失見込みの公表)。
- 通期業績予想を修正(売上高4,231百万円、営業利益△200百万円、当期純損失△228百万円)および期末配当を無配に変更。
- 現金及び現金同等物は前期末比で407百万円減少し1,177百万円に、自己資本比率は62.4%(前期末比△3.8pt)へ低下。
好材料(ポジティブ要因)
- フィジカルAI(Sim2Real)領域へ注力:リアルタイムCGとデジタルツイン構築の強みを生かし、製造業・防衛・防災・宇宙など新市場の案件開拓を推進中。
- ミドルウェア事業(YEBIS、Enlighten、Bone Dynamics等)は機能拡充・リブランディングで継続的収益の柱となる可能性あり。
- 人材事業で配信系・アニメ等への営業先拡大やフリーランス仲介などストック型ビジネス創出の施策を実行し、ミドル/ハイクラス領域の成長余地あり。
悪材料(ネガティブ要因)
- 受託開発(開発推進・支援事業)で大型案件終了や主要顧客のサービス終了による需要減、さらに特定案件の損失計上で収益性が急悪化。
- 当中間期の損失計上(3DCG案件による約79百万円)が営業赤字および通期赤字予想の主因となり、短期の業績回復が困難。
- 人材派遣は顧客側がミドル・ハイクラスを重視する一方、派遣希望者はジュニア中心というミスマッチが続き、派遣収益の回復に課題。