3774東証プライム市場
インターネットイニシアティブ インターネットイニシアティブ(3774) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 12:20
株式会社インターネットイニシアティブ
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比27.1%増の976.04億円と大幅増加(大型の法人向けモバイル端末導入や海外サーバ構築の寄与)
- 営業利益は65.88億円(前年比 +9.2%)と増益だが、システムインテグレーションの売上増に伴い粗利率は低下傾向
- システムインテグレーション受注・受注残高が大幅増(受注71,379百万円、受注残高179,550百万円)で中期的なストック化が期待
決算数値概要
- 売上高: 976.04億円 (前年比 +27.1%)
- 営業利益: 65.88億円 (前年比 +9.2%)
- 純利益: 43.95億円 (親会社の所有者に帰属、前年比 +16.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 売上構成の変化:システムインテグレーション売上が前年同期比51.2%増(うちシステム構築は+106.9%)と一時大型案件による寄与が拡大
- 受注動向:システムインテグレーション受注が前年同期比57.5%増、受注残高も前年同期末比+41.2%と将来の売上基盤が積み上がり
- 利益率面の変化:売上原価の増加(+32.4%)によりネットワーク・SIともに売上総利益率が低下(SIの粗利率は11.7%に悪化)
好材料(ポジティブ要因)
- 大型案件獲得による短期売上拡大と、中長期的な運用保守等の月額ストック売上への移行が見込まれる(受注→ストックの転化効果)
- 法人向けモバイル契約・帯域が増加(法人向け契約総帯域約19,532.7 Gbpsへ拡大)し、ネットワークサービスの継続収益基盤が強化
- 関連会社DCPによるデジタル通貨等の新規事業や、海外子会社の大型受注(EC基盤やGPU基盤)が成長オプションに繋がる可能性
悪材料(ネガティブ要因)
- 大型案件に伴うハードウェア中心の低利案件が増加し、売上総利益率の低下を招いている(SI粗利率低下)
- コスト上昇(インフレ、人件費増)と売上構成の変化で営業利益の伸びは限定的。今後のマージン管理が課題
- 投資キャッシュや在庫の増加、営業CFの減少傾向(当四半期の営業CFは前期比で減少)および持分法投資の損失増加が短期的な財務負担となる可能性