イルグルム(3690) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 16:16
株式会社イルグルム
2026年9月期 第3四半期決算
決算の重要ポイント
- 3Q累計で売上高は前年比+23.4%の増収、営業利益は前年比で約2.5倍に拡大し収益性が改善
- 2Qからシルバーエッグ・テクノロジーを連結(M&A)し、コマースAI事業の売上・技術力が強化された一方、初年度はM&A関連費用・のれん償却で一定のマイナス影響あり
- 8月5日に通期業績予想を修正(営業利益を上方修正)、さらに4Qにアタラの連結開始を予定しマーケティング領域の体制を強化予定
決算数値概要
- 売上高: 44.87億円 (前年比 +23.4%)
- 営業利益: 4.06億円 (前年比 +151.4%)
- 純利益: 2.87億円 (前年比 +168.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2Q~シルバーエッグを連結(FY26.2Q~連結)し、コマースAI事業の売上とAI技術資産を獲得(初年度のマイナス影響は発生)
- 2026年8月5日に通期業績予想を修正(営業利益の通期見通しを約+60百万円上方修正)
- 4Q(FY26.4Q)からアタラを完全子会社化し、マーケティング領域で「SaaS×実行支援」の一貫体制を構築予定
好材料(ポジティブ要因)
- M&Aによる事業ポートフォリオ強化:シルバーエッグでのレコメンドAI・技術人材獲得によりコマース領域の垂直統合が進展
- 既存SaaSの安定収益+新規AI機能(Campaign ManagerのAIエージェント、広告企画推定で特許取得)により中長期の成長エンジンを整備
- 上期での高い収益進捗(営業利益は上期で前年通期を上回る水準)と現預金の増加により短期的な手元余力は改善
悪材料(ネガティブ要因)
- M&Aファイナンスによる有利子負債増加で自己資本比率が低下(第3Q末で約32.7%に低下)し財務レバレッジ・利払い負担が増加
- シルバーエッグの初年度はのれん償却・M&A費用の影響で当期はマイナス効果(FY26で初年度計△約90百万円想定)
- 下期(特に4Q)はEC構築受注の不確実性や新SaaSの認知獲得投資で利益が下押しされる想定があり、短期的な業績変動リスクが残る