クラレ(3405) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 11:25
株式会社クラレ
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+7.8%で増収、営業利益も+9.8%で増益と概ね堅調な中間決算
- 経常利益は+22.1%の増益、包括利益は前年の赤字から大幅改善しプラスへ転換(為替差益が寄与)
- 通期売上予想を8,500億円→8,800億円に上方修正(営業利益予想は据え置き)、配当は中間32円(通期64円:記念配当含む)を維持
決算数値概要
- 売上高: 4,310.35億円 (前年比 +7.8%)
- 営業利益: 288.39億円 (前年比 +9.8%)
- 純利益: 142.30億円 (親会社株主に帰属、前年比 +1.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を売上高8,500億円→8,800億円に修正(増額、他項目は据え置き)
- 組織改定に伴いエレクトロニクスマテリアルズ関連を「その他」から「機能材料」へセグメント再編(2026年1月1日付)
- 自己株式取得(約582.9万株、約100億円)を実施し、約583万株を消却。発行済株式数は約3.08億株→約3.02億株へ減少
好材料(ポジティブ要因)
- 主要セグメントでの増収:機能材料、イソプレン、トレーディング、繊維等で販売堅調(特に機能材料は大幅増益)
- 包括利益の大幅改善(為替換算差額の増加等)と経常利益の増加で財務・収益性の改善が確認できる点
- 株主還元積極化:中間配当増(27円→32円)+創立100周年の記念配当、自己株式取得・消却で1株当たり利益向上が期待
悪材料(ネガティブ要因)
- ビニルアセテートセグメントの営業利益減少(原燃料高騰や一部事業の販売数量減で操業度低下)
- 中間期に発生した特別損失(災害損失等)や操業休止関連費用が利益を押し下げている点(中間で特別損失計4,411百万円)
- 中東情勢の悪化による原燃料価格上昇や調達リスク、サプライチェーン不透明性が業績の上振れ下押し要因となる可能性