東北新社(2329) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:39
株式会社東北新社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比 +5.8% 増の98.18億円と増収を確保(コンテンツプロダクションの受注増、コンテンツディストリビューションで「牙狼」関連売上計上)
- 営業利益は前年同期比 △48.3% の1.90億円と大幅減益(放映権償却費計上やグループCSチャンネルの減収が影響)
- 連結子会社化した株式会社グラニフの取得によりのれんが発生(増加額 約220.15億円、取得対価 現金177.63億円)し、今後の無形資産・のれん償却が業績に影を落とす見込み(暫定で年間約16億円の償却想定)
決算数値概要
- 売上高: 98.18億円 (前年比 +5.8%)
- 営業利益(経常利益): 1.90億円 (前年比 △48.3%)
- 純利益: 2.79億円 (前年比 △83.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2026年4月30日に株式会社グラニフを取得し連結子会社化(第1四半期より貸借対照表にのれん計上、損益は第2四半期から反映予定)
- セグメント再編:従来の「メディア」と「プロパティ」を統合し「コンテンツディストリビューション」へ(第1四半期から適用)
- 取得原価配分(PPA)が未完了のため通期業績予想は未開示。暫定見積で無形資産・のれんの償却が年間約16億円と想定され、償却期間の前提が変動すると影響は±1億円程度で変動の可能性
好材料(ポジティブ要因)
- コンテンツ収益が増加:コンテンツプロダクションの受注増や「牙狼」関連売上計上により増収トレンドが確認できる点
- グラニフ買収によりIPマーチャンダイジング力を獲得、映像制作力とのシナジーで新たな収益基盤構築が期待できる点
- 財務体質は堅調:自己資本比率は約85%(第1四半期時点、純資産約859.35億円相当の高水準)で安定感あり
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業利益・純利益が大幅減:放映権償却費やチャンネル収入減、前年の特別利益反動等で収益性が悪化している点
- のれん・無形資産の増加と今後の償却負担(暫定で年間約16億円)が利益を圧迫する点
- 現金預金の減少(前期末比で現金・預金が約92.83億円→約41.43億円へ減少)や投資有価証券の大幅減少が流動性や資産構成に与える影響