工藤建設(1764) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 16:15
工藤建設株式会社
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年比+9.4%の246.19億円、営業利益は+46.0%の9.44億円と収益性が改善(建設事業の完成工事増加が寄与)
- 営業キャッシュフローは依然マイナスだが改善傾向(営業CF:△13.66億円 ← 前期△21.38億円)で運転資金負担が継続
- 事業再編(介護事業の分社化を決議、2027/1/1効力予定)と、2025/7/1に株式会社松下工商を子会社化(連結化)したことが構造変化の主要要因(決算短信参照)
決算数値概要
- 売上高: 246.19億円 (前年比 +9.4%)
- 営業利益: 9.44億円 (前年比 +46.0%)
- 純利益: 5.25億円 (前年比 +8.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- 株式会社松下工商を2025年7月1日付で子会社化し連結範囲を拡大(のれん発生、建設セグメント拡充)
- 短期借入金を中心に有利子負債が増加(運転資金確保のため短期借入金の大幅増加)および支払利息の増加
- 2026年6月26日取締役会で介護事業を100%子会社へ承継する会社分割を決議(分社化により経営の集中・効率化を図る、2027/1/1予定)
好材料(ポジティブ要因)
- 建設事業の完成工事増加により売上と営業利益がともに拡大、収益性改善が確認できる点(セグメント利益増)
- 不動産(建物管理)や介護の事業は入居率・管理戸数が堅調で、安定的な収益基盤となっている点
- 事業再編(松下工商の子会社化・介護の分社化)で事業別に経営集中が進み、グループシナジーと採算管理の明確化が期待できる点
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業キャッシュフローはマイナスが続いており、売上債権の増加などで運転資金負担が重い(資金繰りリスク)
- 短期借入金を中心とした借入増加により財務レバレッジと利息負担が上昇(支払利息増加が利益を圧迫)
- 建設業界の共通課題として人手不足・資材・労務費の高騰が継続しており、中長期での利益率維持には対策が必要