141A東証グロース市場
トライアルホールディングス トライアルホールディングス(141A) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/13 16:29
株式会社トライアルホールディングス
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は1兆3,471億円(前年同期比 +67.6%)と、西友の連結化によりグループ売上が大幅拡大し過去最高を更新(決算短信・決算説明資料)。
- 営業利益は303億円(前年同期比 +43.9%)で増益、EBITDAは約699億円とキャッシュ創出力が大幅に向上(決算短信 p1 / 決算説明資料 p4)。
- 一方で最終利益は35億円に留まり前年比で大幅減(△70.0%)──のれん償却・M&A関連費用・高い実効税率が影響(決算短信 p1, p6 / 決算説明資料 p8)。
決算数値概要
- 売上高: 13,471億円 (前年比 +67.6%)
- 営業利益(経常利益): 303億円 (前年比 +43.9%)
- 純利益: 35億円 (前年比 △70.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 西友完全子会社化の連結効果反映(245店の追加、のれん計上 約2,919〜2,950億円、短期ブリッジローン計上→2026/7/1にシンジケートローンへ借換え):グループ規模拡大と財務構成の変化(決算短信 p1/p21、決算説明資料 p4/p31)。
- 通期業績は期中の修正(5月の修正)を上回って着地。売上・営業利益とも計画超過で着地し、EBITDAも大幅拡大(決算説明資料 3Qサマリー / 決算短信)。
- 当4Qにシンジケートローンへの借換えに伴う一過性費用(約55億円)等を営業外費用に計上。加えて当期はアドバイザリー等のM&A一過性費用計上(約24億円等)(決算説明資料 p8/p9、決算短信 p21)。
好材料(ポジティブ要因)
- PMIの早期効果:西友の既存店客数・売上が10月以降プラス推移、特に1月以降は客数が前年比105%超と顕著な回復(決算説明資料 p13)。これによりトライアルとの相互シナジーが現実化。
- 粗利率・収益性の改善:PB強化/プライシング施策/仕入条件統一で売上総利益率が改善(連結で23.8%、トライアル単体でも22.3%等)。惣菜やPBが伸長(惣菜売上構成比上昇、PB比20.1%へ拡大)(決算説明資料 p20/p22)。
- リテールテックの拡大と差別化(Skip Cart導入24,031台、TRIAL GO等の首都圏展開):顧客体験向上・店舗効率化・将来のメディア収益化に期待(決算説明資料 p25/p31)。
悪材料(ネガティブ要因)
- のれん償却・M&A関連コストによる利益圧迫:当期ののれん償却額は約153億円を計上(決算説明資料 p8 / 決算短信 p21)、これが最終利益を大きく押し下げ。
- 財務レバレッジの上昇:有利子負債が大幅増(ブリッジローン計上等により純有利子負債約3,257億円、純有利子負債/EBITDAは約4.7倍→中計で3倍目標)(決算説明資料 p26 / 中期計画資料 p42)。金利・返済負担に注意。
- Q4の一過性費用(シンジケート借換えコスト等)やM&A初期費用が短期のキャッシュ流出・利益変動を招いた点(決算説明資料 p8/p9)。