東京電力ホールディングス(9501) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/13 17:20
東京電力ホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比で増収、1兆4,811.97億円(+3.9%)と堅調に推移
- 営業損失は△342.70億円に転落(前年同期は営業利益646.99億円、燃料価格高騰や卸価格上昇による調達費用増が主因)
- 四半期純損失は△97.93億円と前期(△8,576.90億円)から大幅に改善(特別損失の反動減が寄与)
決算数値概要
- 売上高: 14,811.97億円 (前年比 +3.9%)
- 営業利益(経常利益): △342.70億円 (前年比 △153.0%)
- 純利益: △97.93億円 (前年比 改善 +98.8% vs 前期の大幅赤字)
前回決算からの主なUPDATE
- 四半期決算短信に対する公認会計士等による期中レビューが完了(2026年8月13日)、決算数値の変更は無し
- 通期業績予想は未定のまま(中東情勢などで燃料価格見通しが不透明なため継続して未提示)
- 燃料・卸市場価格の上昇と期ずれ影響により、EP(小売)・PG(送配電)セグメントで収益性が悪化
好材料(ポジティブ要因)
- 四半期純損失が大幅に縮小:前期の大規模な災害特別損失の反動で損益面が改善(財務面の過度なネガは一時的)
- 自己資本比率は21.8%→22.1%に改善。資本基盤は安定化の兆し(純資産は微増)
- 福島第一の廃炉・燃料取り出し等で進捗(燃料取り出しなどの工程が前進)し、中長期の不確実性解消に向けた前向き要素
悪材料(ネガティブ要因)
- 燃料価格・卸電力市場の高騰で調達費用が増大、営業損益は大幅悪化(短期的な収益圧迫が継続)
- ALPS処理水や賠償費用等に関する偶発債務・費用見積りに不確実性あり(監査報告でも注記、将来の費用変動リスク)
- 小売販売電力量の減少と需給調整費用の増加により、EP・PGセグメントの収益力が下押しされている点が継続リスク