ファイバーゲート(9450) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 14:50
株式会社ファイバーゲート
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年比+4.5%の136.64億円と増収を確保した一方、営業利益は18.38億円(前年比△6.1%)、親会社帰属当期純利益は10.82億円(前年比△18.0%)と減益に転じた。
- ホームユースは増収だが「機器売切方式」の比率上昇などでフロー収益の採算が悪化。再生エネルギー関連は期中のM&Aで拡充するも収益面では苦戦。
- 財務は堅調で自己資本比率53.3%、フリーキャッシュフローは黒字(通期で約9.8億円)。配当は年間27円を維持(配当性向50.2%)。
決算数値概要
- 売上高: 136.64億円 (前年比 +4.5%)
- 営業利益(経常利益): 18.38億円 (前年比 △6.1%)
- 純利益: 10.82億円 (前年比 △18.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 連結子会社の拡大:パワーでんきイノベーション、SmartGreen、アイワのグループ参画により再生エネルギーと工事内製化を強化。
- 来期(2027年6月期)見通しを公表:売上高165.00億円(+20.8%)、経常利益微増の18.20億円を想定し増収主導での回復を目指す。
- 配当方針の明確化:従来の配当性向目安(約33%)から実際は株主還元重視で年間27円を維持、配当性向が高水準(50%前後)となっている。
好材料(ポジティブ要因)
- ストック収入の積み上げが継続:ストック売上は増加基調(上場来の継続成長)、安定的な収益基盤の強化につながる。
- 財務・キャッシュ状況が良好:自己資本比率53.3%、期末現預金は約21.56億円、通期でFCF黒字を確保し成長投資の余地あり。
- 戦略的M&Aにより再生エネルギーと施工力を獲得:SmartGreen等のグループ化で「通信×再エネ」シナジーを推進する体制を構築。
悪材料(ネガティブ要因)
- 採算圧迫要因(機器売切方式):ホームユースで機器売切方式の比率上昇がフロー事業の粗利を押し下げ、営業利益率低下を招いた。
- 再生エネルギー領域の短期的な収益不振:期内は再エネ事業の強化に伴う経費増や買収先の初期コストでセグメント損失が発生。
- コスト上昇と一時費用:回線調達コストや人件費等の上振れ、M&A関連費用等で当期の利益創出を抑制。