ビジョン(9416) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 16:16
株式会社ビジョン
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 2Q累計の売上高は191.37億円(前年比 +2.4%)、営業利益は30.51億円(前年比 +5.1%)と増収増益で過去最高水準を達成
- セグメントでは「情報通信サービス」「グランピング・ツーリズム」が牽引。グローバルWiFi事業は売上減(△5.0%)も利益確保(販管費最適化)
- World eSIM®や法人向けサブスク(Global WiFi for Biz)、AIによる運用効率化でARPU・利益率改善施策を推進
決算数値概要
- 売上高: 191.37億円 (前年比 +2.4%)
- 営業利益: 30.51億円 (前年比 +5.1%)
- 純利益: 20.38億円 (前年比 +4.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2026年4月に株式会社フリープラス、5月に株式会社アイウィッシュ賃貸保証をグループに取り込み(連結化)し、ツーリズム/賃貸保証でシナジー創出を開始
- 2026年6月よりフィリピン・セブ拠点(24h多言語ハブ)での運用開始。ニューヨーク拠点は段階的縮小へ転換(グローバル運営体制の見直し)
- 中期経営計画のアップデート(公表済)に基づき「配当性向50%またはDOE8%のいずれか高い方」を中期方針に採用。自己株取得やM&A投資枠を設定(2026年の自己株取得等:約17.0億円、M&A実績:約13.8億円)
好材料(ポジティブ要因)
- ストック収益基盤の拡大:情報通信サービスの自社ストック及びグローバルWiFiの基本料・通信料ストックが順調に積み上がり(資料P9,P27参照)
- World eSIM®の成長(2Q累計 売上・利用件数とも大幅増、リピート率上昇)と法人向け高付加価値プランでARPU改善余地あり(資料P15,P14参照)
- 財務・キャッシュ基盤が堅調:期末現金は大幅な余裕資金を確保(2025通期現金約135.0億円→中間期減のものの手元資金は戦略的に維持)とし、M&Aや株主還元が実行可能
悪材料(ネガティブ要因)
- マクロリスク:中東情勢の緊迫化や為替(円安)等で海外渡航マインドに影響。アウトバウンド回復は未だ2019比で低水準(資料P13,P51)で、グローバルWiFi売上に下押し圧力
- 事業再編・海外拠点移管の移行コスト・運用リスク:NY縮小→セブ集約の過程で一時的なオペレーション摩擦や品質管理リスクが発生する可能性(資料P5,P27)
- M&A・投資によるのれん増加等:2026中間でののれん増加(買収反映)に伴う統合リスクや将来の減損リスクは注視が必要(連結BS参照)