乾汽船(9308) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 15:33
乾汽船株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+46.6%の107.86億円と大幅増、外航海運(ハンディ船市況)の回復が主因(外航海運売上 87.25億円、同+65.3%)。(決算短信 p.4)
- 営業利益は12.49億円(前年同期比+926.6%)と黒字幅拡大、経常利益は12.89億円、四半期純利益は7.10億円(同+163.8%)。(決算短信 p.6)
- 為替(平均159.13円/US$)の円安進行や外航海運市況の改善が業績押上げに寄与。営業CFは+9.19億円と黒字回復、現金残高は179.28億円を維持。(決算短信 p.4, p.10)
決算数値概要
- 売上高: 107.86億円 (前年比 +46.6%)
- 営業利益(経常利益): 12.49億円 (前年比 +926.6%)
- 純利益: 7.10億円 (前年比 +163.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2027年3月期の連結業績予想および配当予想を修正(上方修正)。通期予想:売上高432.53億円、営業利益56.49億円、当期純利益38.22億円を提示(決算短信 p.1, p.3)。
- 通期配当予想を修正(2027年予想:年間45.53円)。配当方針の見直し(中期計画では最低配当の引上げ等)と整合。(決算短信 p.1;中期計画 p.15)
- 第1四半期はハンディ船市況回復と円安で外航海運セグメントが大幅増益。倉庫・運送は横ばい〜小幅増減、不動産は高稼働で安定収益(決算短信 p.4)。
好材料(ポジティブ要因)
- 外航海運(ハンディ船)市況の回復により短期的な収益改善が顕著(セグメント利益818百万円、同+1,070百万円)。(決算短信 p.4)
- 不動産事業(プラザタワー勝どき等)が高稼働で高利益率を維持しており、収益の安定化に寄与。固定収入源として財務基盤を支える。(決算短信 p.4)
- 営業キャッシュフローがプラス転換(+919百万円)し、手元資金(約179.3億円)も堅調で短期的な財務余裕あり。(決算短信 p.5, p.10)
悪材料(ネガティブ要因)
- 海運市況は高ボラティリティのため、好調が続く保証はなく、業績は市況依存性が高い(中長期リスク)。(決算短信 p.4;中期計画 p.17)
- 燃料油価格や為替の変動リスク:計画前提では燃料価格上昇を見込む場面があり、燃料高騰は利幅を圧迫する可能性がある。(決算短信 p.5)
- 中期で大規模投資計画(船隊整備・勝どきリノベ等、計画期間で約550億円規模)があり、景況悪化時の資金負担や実行リスクが顕在化する可能性。中長期の資金管理に注意が必要。(中期計画 p.13)