ASNOVA(9223) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/10 14:20
株式会社ASNOVA
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 連結売上高は1,239百万円(12.39億円)、前年同期比+37.3%と大幅増加(主にQoolの連結寄与)。(決算短信・資料 p6–9)
- 償却前営業利益(EBITDA)は407百万円(前年同期比+19.8%)と増益。ただし営業損失は▲111百万円で損益は未だマイナス圏。(決算短信 p1, p8)
- 減価償却費は今期以降段階的に減少見込み(足場機材投資抑制により通期で約2億円の減少見込み)、中期的な営業利益改善が期待される。(決算説明資料 p9, p11)
決算数値概要
- 売上高: 12.39億円 (前年比 +37.3%)
- 営業利益(経常利益): △1.11億円 (前年比 改善 +8.3%(損失縮小))
- 純利益: △0.79億円 (前年比 改善 +35.3%(損失縮小))
前回決算からの主なUPDATE
- Qool Enviro(シンガポール)の通期寄与が順調で、第1四半期において計画を上回る進捗を示した(Qoolの1Q EBITDA寄与が顕著)。(決算説明資料・決算短信 p7–9)
- ASNOVA VIETNAMの一部案件は売上計上が第2四半期へ後ずれしたため、1Q売上への寄与が一部遅延している点を開示。(第1四半期決算短信 p2–3, p14)
- 通期業績予想は据え置き。FY2026(2027年3月期)通期予想は売上5,079百万円、EBITDA2,012百万円で変更なし。(決算短信 p1–2、資料 p14)
好材料(ポジティブ要因)
- 高収益の国内足場レンタル事業が稼ぎ頭:保有資産を有効活用し稼働率改善を進めることで収益の下支えが期待される(棚卸精度高く、稼働率改善余地あり)。(事業説明資料 p15–19)
- M&Aによる規模拡大効果(Qoolの連結寄与)が顕在化し、短期的に売上・EBITDA拡大に寄与している点。今後のASEAN中心のM&Aパイプラインは追加の上振れ余地。(決算説明資料 p34–41)
- 財務健全性は許容範囲内:自己資本比率は27.0%に改善、Net Debt/EBITDAは約3.2倍で財務規律(上限4.0倍)内。成長投資余地を確保。 (四半期貸借対照表・資料 p10)
悪材料(ネガティブ要因)
- 営業損失・四半期純損失が継続(営業損失▲111百万円、四半期純損失▲79百万円)。短期的には黒字化に至っていない点は注意。 (決算短信 p1)
- EC販売拡大とM&A整備に伴う費用増(EC向け機材原価増+37百万円、人件費増等の費用増)が発生しており、利益率に下押し圧力。第1四半期の営業損益改善は小幅に留まる。 (決算説明資料 p8)
- 建設資材不足や着工遅延など外部環境の影響で工事着手時期の遅れが続く可能性があり、レンタル売上の短期変動リスクを注視する必要あり(ASNOVAも着工遅延の影響を指摘)。(決算短信・説明資料 p11, p15)