ANAホールディングス(9202) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/29 15:53
ANAホールディングス株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+22.6%の6,727億円と大幅増収(旅客・貨物ともに需要増)
- 営業利益は燃油費等の増加により前年同期比△43.5%の207億円と大幅減益
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は194億円(前年同期比△15.4%)と減少だが、営業CFや有価証券償還で現金は増加
決算数値概要
- 売上高: 6,727億円 (前年比 +22.6%)
- 営業利益(経常利益): 207億円 (前年比 △43.5%)
- 純利益: 194億円 (前年比 △15.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- 収入増は国際線旅客・国際貨物の好調に加え、連結子会社化した日本貨物航空(NCA)の収入寄与が大きい
- 燃油費上昇等で四半期ベースの収益性が悪化(営業利益大幅減)。通期業績予想は現時点で修正なしだが利幅縮小を見込む見通し継続
- 営業活動CF・有価証券償還でフリー・キャッシュ・フローがプラス(四半期で約2,643億円の収入)、現金・現金同等物は約9,391億円に増加
好材料(ポジティブ要因)
- 旅客需要と貨物需要ともに回復・拡大。利用率や旅客キロが改善している点は収益基盤の強さを示唆
- NCAの連結化およびANA Cargo等との統合予定(2027/4/1想定)により貨物事業のネットワーク強化と収益拡大余地がある
- キャッシュ創出力が強く、四半期でフリーCF改善・手元流動性が厚いことは成長投資・財務安定性の観点でプラス
悪材料(ネガティブ要因)
- 燃油費の高止まりが利益を圧迫。営業利益は前年同期比で大幅減少しマージン回復が課題
- 純資産の減少(四半期末で純資産減)や負債の増加傾向が見られ、財務構成の変動リスクあり
- 地政学リスク(中東情勢等)や燃油価格変動が今後の収益・運航に与える影響に引き続き不確実性がある