マネックスグループ(8698) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:38
マネックスグループ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 連結営業収益(売上高相当)は193.89億円(前年同期比 +3.8%)と増収を確保
- 税引前四半期利益(経常的な損益)は22.80億円(前年同期比 △22.4%)と減少、ただし親会社帰属の四半期利益は19.22億円(+3.6%)で堅調
- 調整後EBITDAは37億円(前四半期比 +15%、前年同期比 +6%)で営業ベースの収益力は回復傾向
決算数値概要
- 売上高: 193.89億円 (前年比 +3.8%)
- 経常利益: 22.80億円 (前年比 △22.4%)
- 純利益: 19.22億円 (親会社の所有者に帰属する四半期利益、前年比 +3.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- アセットマネジメント分野のAUMが拡大し、グループのAUMは四半期ベースで約2.4兆円(QoQ +15%)に到達。運用手数料収入の拡大が寄与。(資料:決算説明資料・サマリー)
- 調整後EBITDAが37億円まで改善(前四半期比 +15%)。償却・株式報酬を除いた収益力が上向き。
- Coincheck Group N.V.への第三者割当(KDDI参加)を実施し、Coincheck側で約100億円規模の調達が完了、マネックスの持分は83.6%→71.1%(KDDIは14.9%)。連携による顧客チャネル拡大を見込む(資料:決算短信 / 説明資料)。
好材料(ポジティブ要因)
- アセットマネジメント事業の拡大:AUM増加と成功報酬の計上により、中長期的に高収益化が期待できる(資料:AUM推移、AM事業セグメント)。
- 顧客基盤・預かり資産の拡大:主要グループ会社の顧客預かり資産は約14.1兆円(QoQ +11%、YoY +25%)と堅調で、金利収支や手数料収入の安定源となる。
- 戦略的アライアンスの進展:NTTドコモ、KDDI、イオン銀行等との提携により新規顧客獲得チャネルやサービス連携(CaaS等)が拡大し、リテール・法人双方のシナジー創出が期待される(資料:ビジネスアップデート)。
悪材料(ネガティブ要因)
- デジタルアセット事業の収益変動:販売所取引減少や暗号資産価格の下落でトレーディング損益が減少しており、短期的な収益のボラティリティが大きい(資料:デジタルアセット事業セグメント)。
- 一時費用・評価損益の不確実性:Westfieldのアーンアウト評価益の剥落や、トレードステーション/マネックス証券での一部想定外費用(証拠金不足対応コスト、システム移行費用など)が業績に影響を及ぼす可能性。
- M&A・統合コストや人件費の増加:事業拡大や連結範囲の拡大に伴い、専門家報酬・人件費等の固定費増や一時費用が発生しており、短期的には利益率を圧迫する可能性がある。