日本証券金融(8511) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:46
日本証券金融株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 株式市況堅調と市場金利上昇を背景に、貸借取引や株券レポ等が好調で営業収益は前年同期比+56.8%と大幅増加
- 営業利益は49.46億円(前年同期比+59.2%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39.22億円(前年同期比+65.5%)と増益幅が大きい
- 期末総資産は買現先勘定の減少等で前期末比で減少した一方、その他の包括利益の増加により純資産は微増(140,671百万円)
決算数値概要
- 売上高: 374.11億円 (前年比 +56.8%)
- 営業利益: 49.46億円 (前年比 +59.2%)
- 純利益: 39.22億円 (前年比 +65.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 四半期業績は前期(2026年3月期通期・第1四半期比較)を上回る成長:貸借取引・株券レポ等の取引増で収益拡大
- 期末資産は買現先勘定の減少等により14.351兆円(前期末比減少)に縮小、売現先勘定等も同様に減少
- 自己株式取得枠の下で2026年5月〜6月に64,700株(取得額151百万円)取得、かつ従業員持株会向けに自己株式56,200株を処分(資本剰余金・自己株式に影響)
好材料(ポジティブ要因)
- 市況好転と金利上昇で貸借・セキュリティ・ファイナンス需要が強く、収益基盤が堅調に推移している
- 第8次中期経営計画で「連結経常利益150億円、ROE8%」を目標とし、株主還元方針(総還元性向100%目標、配当性向70%目安)を明示している点は株主還元の継続を示唆
- 四半期でその他の包括利益が増加し、純資産は増加(自己資本の維持・改善が確認できる)
悪材料(ネガティブ要因)
- 総資産・負債が大きく市場フローに左右されるビジネス特性のため、市場急変時は業績・流動性に大きな影響を受けるリスクが高い
- 自己資本比率は約1%(極めて低い水準)であり、資本の薄さが財務安全性の懸念要素となる可能性がある
- 事業が貸借取引・セキュリティ・ファイナンス等に集中しており、収益構造の相対的な集中リスクが残る