イズミ(8273) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 04:18
株式会社イズミ
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 営業収益は140,309百万円(1,403.09億円、前年比+2.8%)と増収、営業利益は6,860百万円(68.60億円、前年比+8.9%)と増益を確保
- 荒利率はやや低下したものの(営業総利益率39.2%、前年同期差△0.1pt)、販管費コントロールにより営業利益率は改善(4.9%、前年同期差+0.3pt)
- 新規出店・実験店(ゆめモール那珂川、ゆめタウンみゆき、ゆめマート八幡等)やPB「ゆめイチ」の拡充が順調。一方で設備投資や配当支払の影響で現預金は減少(期末19,712百万円、前期末比△8,376百万円)
決算数値概要
- 売上高: 1,252.35億円 (営業収益は1,403.09億円) (前年比 +2.8%)
- 営業利益: 68.60億円 (前年比 +8.9%)
- 純利益: 45.28億円 (親会社株主に帰属、前年比 +7.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 2026年3月にNSC業態「ゆめモール那珂川」を開店。開店後の売上は計画を上回り順調推移(新規NSCの稼働)。
- 実験店舗(デスティネーション化)として実施した「ゆめタウンみゆき」「ゆめマート八幡」のリニューアルが成功。食品売上・客数で既存店平均を大きく上回る成果(みゆき 食品売上前年比約+125%、八幡 約+129% 等)。
- 自社PB「ゆめイチ」の拡充が加速(2026年5月末で203品目へ拡大)し販売は計画超過。また、Q1は既存店活性化・新規出店に伴う設備投資を実施(Q1設備投資額 約64億円)および配当支払(期中で約31億円)により現預金が減少。
好材料(ポジティブ要因)
- 既存店が堅調:既存店売上高は前年同期比で増加(3~5月累計ベースで既存店売上前年比+約3%台の回復を確認)し、客数が回復している点。
- 実験店舗の好結果:生鮮強化型のデスティネーション化が奏功し、実験店で食品売上・客数が大幅上昇 — 横展開の期待が高い。
- PB「ゆめイチ」の進捗良好:品目数拡大と会員レビュー等の投入で受容が強く、PB比率拡大により価格訴求と差別化の両立が可能。
悪材料(ネガティブ要因)
- 荒利率の下振れ:生鮮を中心とした価格強化や米等の影響で売上総利益率が想定を下回る(営業総利益率39.2%)。
- 資金面の負荷:新規出店・活性化およびDX投資等でQ1設備投資支出が大きく、配当支払等と合わせ現預金は前期末比で約△83.76億円(△8,376百万円)と減少。短期的な資金管理に注意。
- サニー事業の収益改善は継続課題:サニー(承継した西友九州由来のSM群)は改善傾向もなお収益性回復の途上であり、完全な軌道化が必要。