極東貿易(8093) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 17:40
極東貿易株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比で減収(154.63億円、△3.6%) —— 産業設備・産業素材が前年の大口案件や中国需要低迷の反動で落ち込む
- 営業利益は大幅減(4.49億円、△38.8%) —— 売上総利益の減少に加え人的資本投資等で販管費が増加
- 経常利益は増加(9.51億円、+15.8%)、受取配当や持分法利益増、為替差損の減少が寄与し、四半期純利益は前年並み(6.34億円、+0.1%)を確保
決算数値概要
- 売上高: 154.63億円 (前年比 △3.6%)
- 営業利益: 4.49億円 (前年比 △38.8%)
- 純利益: 6.34億円 (前年比 +0.1%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想に変更なし(売上高660億円、営業利益23億円、経常利益25.5億円、親会社株主に帰属する当期純利益24.5億円の見込みは維持)
- セグメント動向:産業設備部門は前年の大口案件剥落で減収減益、産業素材部門は中国での需要低迷で減益、機械部品部門のみ増収増益を確保
- 経常収益構成が改善:持分法による投資利益・受取配当金増加および為替差損の減少により経常利益は増加
好材料(ポジティブ要因)
- 機械部品部門が北米向けやAI・半導体関連で伸長し、部門として増収増益を達成している点(分散化による下支え)
- 経常利益が投資収益・受取配当等で支えられ、営業外収益による利益の下支えができていること(事業外の利益源が機能)
- 中期経営計画「中期経営計画2028 Beyond NEXUS」を掲げ、重点領域(防災・防衛・エネルギー・輸送機器・半導体)への集中投資やM&A投資枠(3年で50億円以上)を明示している点(成長施策が明確)
悪材料(ネガティブ要因)
- 主要部門(産業設備・産業素材)で前年の大口案件ラップと中国市場の低迷により売上・粗利が低下、収益性が圧迫されている点
- 営業利益の大幅減は、売上減に加え人的資本への投資・販管費増が影響しており、投資リターンが短期では利益を圧迫する可能性
- 重点領域への集中投資やM&A等の実行には追加資金配分と統合リスクが伴い、投資が想定どおりに寄与しないリスクが存在