ニチモウ(8091) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/07 18:01
ニチモウ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は増収(377.57億円、前年同期比+6.9%)だが、売上総利益率低下で営業利益は減少(8.06億円、前年同期比△21.9%)
- 食品事業は中国向け北方凍魚や通販向けカニが牽引して増収も、ミール工場の火災影響ですり身製造の収益悪化が発生
- 海洋・資材事業は堅調(養殖資材・まき網用資材、建材用シート・印刷用フィルムが好調)、通期見通しは変更なし
決算数値概要
- 売上高: 377.57億円 (前年比 +6.9%)
- 営業利益(経常利益): 8.06億円 (前年比 △21.9%)
- 純利益: 7.28億円 (前年比 △14.0%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期実績で増収減益を確認(売上高+6.9%、営業利益△21.9%)し、売上総利益率の低下が利益を押し下げた点が明瞭化
- 通期業績予想は据え置き(通期売上高1,450億円、営業利益32億円)――ミール工場再建費用等は織り込み済と明示
- 在庫確保のため棚卸資産が増加(商品・製品が前期比+6,846百万円)し、短期債務やコマーシャル・ペーパー(8,000百万円)で資金調達を実行
好材料(ポジティブ要因)
- インバウンド回復と中国向け需要により鮮凍水産物(北方凍魚、カニ等)の販売が拡大し売上成長を牽引
- 海洋(養殖資材、まき網・陸上ネット等)および資材(住宅用部材シート・印刷用フィルム)が堅調で事業の底堅さを確認
- 経営は通期見通しを維持、ミール工場再建費用を織り込むなど見通しの透明性を確保
悪材料(ネガティブ要因)
- ミール工場火災の影響で主力のすり身製造収益が悪化し、売上総利益率低下を招いた点は短期的な重し
- 原料相場やナフサ等エネルギー価格の変動、製造コスト上昇が価格転嫁の遅れと相まって粗利圧迫要因に
- 機械事業では案件の期ズレ・一部延期が発生し、上期での受注・収益のタイミング変動リスクが残る