スクロール(8005) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/31 16:15
株式会社スクロール
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- ソリューション事業が堅調で増収増益(売上高+14.1%、セグメント利益大幅改善)し、全体の売上成長を牽引
- 投資有価証券売却益5.58億円を特別利益に計上し、四半期純利益が大幅増(+33.7%) — これを受け通期純利益見通しを上方修正
- 通販事業は円安で仕入原価が上昇し収益を圧迫(売上横ばい〜微減、利益減少)。eコマースはリストラで売上減だが収益性は改善傾向
決算数値概要
- 売上高: 223.44億円 (前年比 +3.0%)
- 営業利益(経常利益): 16.54億円 (前年比 △2.1%)
- 純利益: 16.45億円 (前年比 +33.7%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期の親会社株主に帰属する当期純利益予想を4,300百万円→4,700百万円に上方修正(+400百万円)
- 第1四半期に投資有価証券売却益558百万円(5.58億円)を特別利益に計上し、四半期純利益を押し上げ
- 政策保有株式の縮減・余剰資本を原資とした自己株式取得(上限2,000百万円、取得期間:2026/8/4~2026/9/30)を決定
好材料(ポジティブ要因)
- ソリューション事業の成長:物流代行や決済代行の改善で売上・利益が拡大し中長期の収益基盤化に寄与
- 財務健全性とキャッシュ余力:自己資本比率66.1%、現金同等物約101.09億円(連結BS上の現預金10,109百万円)で投資・還元に余力あり
- 株主還元強化のコミット(累進配当方針・自社株買い)により資本効率改善と市場評価向上が期待される
悪材料(ネガティブ要因)
- 通販事業の収益悪化:恒常的な円安で仕入コスト上昇、販管費抑制しても利益率低下が続くリスク
- eコマースの売上減少(リストラの影響)により成長ポテンシャルが一時的に抑制される点
- 当期増益が一部「特別利益(有価証券売却益)」による非継続的要因であるため、基礎的収益力の改善が継続するか注視が必要