キングジム(7962) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/30 16:29
株式会社キングジム
2026年6月期 通期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年並み近傍だが微減(△1.3%)、391.34億円とやや縮小。
- 営業利益が大幅改善(+109.9%)で11.29億円、売上総利益率・販管費率の改善が寄与。
- 親会社株主に帰属する当期純利益は10.00億円(+135.4%)と大幅増加。非継続的収益(有価証券売却益の増加、減損損失の減少)も影響。 (決算短信 p.1, p.8–11)
決算数値概要
- 売上高: 391.34億円 (前年比 △1.3%)
- 営業利益: 11.29億円 (前年比 +109.9%)
- 純利益: 10.00億円 (前年比 +135.4%)
前回決算からの主なUPDATE
- フルイヤー実績で営業利益・純利益が当初予想(第3四半期公表の通期見通し等)を上回る結果に(営業利益は想定を上回る改善)。
- 年間配当を従来見込み(期末7円)から期末8円へ増額し、年間15円を予定(配当性向の目標は40%以上を維持)。
- 利益改善は売上総利益率の改善と販管費率の改善に加え、有価証券売却益増加・減損損失減少が寄与(特別項目の影響が大きい)。 (決算短信 p.2–5, p.11)
好材料(ポジティブ要因)
- 収益性改善:売上総利益率および販管費率の改善により営業利益が大幅回復し、本業の採算改善が示唆される。 (決算短信 p.4)
- 海外事業の拡大:中国・ベトナムを中心に海外売上が好調で成長ドライバー化。特に中国でのブランド展開やベトナムでのBtoB拡販が奏功。 (決算短信 p.4–5)
- 財務基盤・キャッシュ創出力:自己資本比率70.0%と高水準、営業キャッシュフローは21.14億円へ増加し財務余力を確保。 (決算短信 p.2, p.14)
悪材料(ネガティブ要因)
- 売上の下押し:主要製品(テプラ本体)や一部防災用品で前年の特需反動や新モデルの浸透遅れにより売上減。継続的成長に不確実性あり。 (決算短信 p.4–5)
- グループ内の業績ばらつき:㈱ぼん家具など一部グループ会社は依然厳しい競争環境で低調、グループ全体の安定成長に影響。 (決算短信 p.4–5)
- 利益の一部が非継続的要因に依存:有価証券売却益の増加や減損の減少が純利益押し上げに寄与しており、これらが再現されない場合の利幅低下リスク。 (決算短信 p.10–11)