キヤノン(7751) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/27 15:49
キヤノン株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+3.5%の2兆2,745億円、営業利益は同+7.6%の2,306億円、当社株主に帰属する中間純利益は同+9.8%の1,712億円と増益着地
- イメージング事業が大幅成長(売上+16.9%、営業利益+38.8%)で全体の収益を牽引
- インダストリアル事業は需要減で減収・減益(売上△9.1%、営業利益△33.1%)と一部事業の弱さが顕在化
決算数値概要
- 売上高: 22,745億円 (前年比 +3.5%)
- 営業利益: 2,306億円 (前年比 +7.6%)
- 純利益: 1,712億円 (前年比 +9.8%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想を上方修正:売上高を4兆7,650億円→4兆8,000億円(+350億円)、営業利益を4,560億円→4,650億円(+90億円)に修正(第1四半期公表値からの更新)
- 減価償却方針を定率法から定額法へ変更(2026/1/1適用):中間会計期間での減価償却費が約126.4億円減少、当期利益を押し上げる効果あり
- 自己株式取得の継続・拡大および配当維持(中間配当80円、通期見込160円)は株主還元方針の継続を示唆
好材料(ポジティブ要因)
- イメージング事業の高成長:ミラーレスカメラやネットワークカメラ等が好調で高い増益寄与(セグメント営業利益の伸びが顕著)
- 通期ガイダンスの上方修正:経営計画の下支えになり、短中期の業績見通しが改善
- キャッシュ創出力と手元流動性:中間の営業CFは約2,054億円と高水準(注:中間キャッシュ・フロー表より)、配当継続・自社株取得余力あり
悪材料(ネガティブ要因)
- インダストリアル事業の大幅な減速:半導体・FPD関連の地域・製品ミックスで利益押下げリスクが顕在化
- 販売費・一般管理費および研究開発費の増加:中間で販管費+573億円、R&D+135.7億円(前年同期比)とコスト増が継続し、利益率改善余地を圧迫
- 借入金・流動負債の増加傾向:運転資本や買収・自社株取得等の影響で短期・長期借入が増加しており、財務構造の注視が必要