ノーリツ鋼機(7744) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/14 17:42
ノーリツ鋼機株式会社
2026年12月期 第2四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高・営業利益・当期利益が大幅増:売上高824.95億円(前年比 +47.8%)、営業利益182.92億円(前年比 +64.7%)、親会社帰属当期利益124.04億円(前年比 +70.9%)
- 2026年2月のセンクシア連結化が大きく寄与し、部品・材料セグメントの規模が急拡大(のれん・無形資産の増加を伴う)
- AlphaThetaは堅調に拡大し利益率改善。一方でJLabは米国関税対応や欧州代理店の問題で一時的な利益押し下げが発生、下期の外部リスク(半導体需給・中東情勢等)に注意が必要
決算数値概要
- 売上高: 824.95億円 (前年比 +47.8%)
- 営業利益: 182.92億円 (前年比 +64.7%)
- 純利益: 124.04億円 (前年比 +70.9%)
前回決算からの主なUPDATE
- センクシア株式会社を2026年2月に連結化(取得対価約682.78億円、連結受入れのれんは暫定で約646億円計上)し、部品・材料セグメントが上半期で大幅増収に貢献(センクシア上半期売上約152.66億円、受注高増加)
- 買収資金の手当てで短期借入等を実行:取得に伴うキャッシュ流出とブリッジローン等により現金減少・有利子負債が大幅増加(現金性資産は大幅減、借入金は急増)
- 業績進捗は上半期で想定を上回るが(上半期進捗率が高い)、下期の不確実性(半導体コスト上昇・中東情勢・関税対応等)を考慮して通期予想は据え置き
好材料(ポジティブ要因)
- M&Aによる事業規模拡大:センクシア連結で部品・材料の売上基盤が強化され、中長期の成長機会が拡大
- 音響機器事業の収益性改善:AlphaThetaの増収・高マージン化が全体の事業EBITDAを牽引(上半期で大幅増益)
- 為替(円安)の追い風:ユーロ・ドルの円安が海外売上を有利にし、特に音響機器関連の粗利にプラス影響
悪材料(ネガティブ要因)
- 買収による財務負担とのれんリスク:のれん・無形資産の大幅増加(計上額は数百億円規模)と有利子負債の増加は、将来的な減損リスク・財務負荷を高める
- JLabの一時的な利益圧迫:米国関税対応による粗利低下、欧州大手代理店の破産に伴う約4億円の損失等で利益にネガティブ影響
- サプライチェーン・コストリスク:AlphaThetaの半導体調達コスト増(通期で約18億円想定)や中東情勢に伴う原材料・物流費高騰が下期業績を圧迫する可能性がある