FPD装置の大型パネル需要回復と半導体・フォトマスク装置の回復期待により、会社予想で2027年度売上60,000百万円(+13.2%)を見込む。受注残が厚く、3年で売上CAGR概ね8–12%・営業利益率の段階的改善が期待される。
ベースケース:2026年度売上52,992百万円→2027年度60,000百万円(会社想定、+13.2%)。以降は市場環境次第で年率8–12%のレンジで成長し、3年累計で売上は概ね65,000–75,000百万円レンジに到達。営業利益率は現状の約7%から設備導入の増加と固定費吸収で9〜11%へ改善し、営業利益は加速的に拡大する見込み。
受注の「タイミング(納入・据付遅延)」リスクが最大。大口顧客・プロジェクト集中による売上変動、半導体・ディスプレイ投資の景況感悪化、為替変動や原材料調達コスト上昇、仕掛品増加による資金圧迫やキャッシュフロー悪化も懸念。競合の技術優位や価格競争も利益率を圧迫する可能性がある。
受注残とFPD需要を背景に短中期の増収シナリオは明確だが、納入タイミングと採算性の管理が成否を分ける。成長を取る投資家は納入進捗・受注構成・マージン改善の実績確認を重視すべき。