コーナン商事(7516) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/15 16:17
コーナン商事株式会社
2027年2月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は141,601百万円(1,416.01億円)で前年同期比+12.0%と増収を確保。既存店売上高は+7.5%(連結)で業界平均を上回る伸長(資料:決算説明資料 P.7 / 決算短信 P.3)。
- 営業利益は10,151百万円(101.51億円、前年同期比+42.8%)と大幅増益。粗利益率改善と販管費率低下が寄与(決算説明資料 P.4–6)。
- 持分法適用関連会社化(アレンザHD)や株式会社バローホールディングスとの資本業務提携を公表し、グループシナジー拡大を図る(Q1決算短信・決算説明資料 P.33–34)。
決算数値概要
- 売上高: 1,416.01億円 (前年比 +12.0%)
- 営業利益(経常利益): 101.51億円 (前年比 +42.8%)
- 純利益: 66.55億円 (前年比 +52.2%)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期実績は通期計画に対し順調で、上期計画に対する進捗率は上期売上見込みに対し52.8%(決算資料 P.20)。通期業績予想の修正は無し。
- アレンザホールディングス株の公開買付けにより持分法適用会社化(みなし取得日:2026/3/1)、さらにバローホールディングスと資本業務提携・相互出資を実施(当社約30億円分取得、資料 P.18 / 決算短信 P.17)。
- 2027年2月期の投資計画を拡大(年間設備投資計画450億円、うち1Q実績で約222億円・1QにおけるM&A関連投資約171億円)(決算説明資料 P.17)。
好材料(ポジティブ要因)
- 既存店の売上回復:既存店売上高は+7.5%と堅調。特にPRO業態が強く、PRO既存店は+10.7%(決算説明資料 P.7, P.8)。
- 粗利率改善と販管費率低下:Q1で粗利益率が僅かに改善(37.09%)し、販管費率は前年同期比で低下(33.2%)したため営業レバレッジが効いた(決算説明資料 P.4–6)。
- PB(プライベートブランド)拡大の継続:PB売上構成比は連結で35.0%へ上昇傾向。PBの拡販が粗利改善に寄与(補足資料 P.12,P.25)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 投資・M&Aに伴う財務負担の増加:1Qで投資有価証券が増加(投資有価証券増17,905百万円)、長期借入金の増加等で有利子負債が拡大(決算短信・資料 P.13–14)。DEレシオはやや上昇(補足資料 P.23)。
- 在庫・運転資金の積み上げ:商品在庫が増加(商品及び製品は前期末比約2,736百万円増)、売掛金増加と合わせ流動負債も増加しキャッシュ需要が拡大(四半期B/S P.6, P.13)。
- 一部子会社・カテゴリの粗利率低下リスク:HIヒロセ等で日用品・家電の構成比上昇により粗利率が低下しているほか、PROの販促(25周年等)で粗利率押下げ要因も発生(補足資料 P.9–10)。