愛三工業(7283) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/07/30 15:21
愛三工業株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 第1四半期は売上高83,927百万円(前年比 +5.0%)、営業利益5,604百万円(前年比 +59.0%)、親会社株主に帰属する四半期純利益4,353百万円(前年比 +22.5%)と増収増益を達成。
- 2026年4月1日付でトライス株式会社を子会社化(取得対価:現金7,500百万円、のれん(暫定)917百万円、連結子会社を8社追加)。事業ポートフォリオと技術力を強化。
- 通期業績予想を上方修正(営業利益:19,500百万円←前回18,000、経常利益:20,500百万円←前回18,000、当期純利益:13,500百万円←前回12,000)および配当予想を増配(年間83円へ修正)。(資料:決算短信 P3–P5参照)
決算数値概要
- 売上高: 839.27億円 (前年比 +5.0%)
- 営業利益(経常利益): 56.04億円 (前年比 +59.0%)
- 純利益: 43.53億円 (前年比 +22.5%)
前回決算からの主なUPDATE
- 通期業績予想の上方修正:営業利益+1,500百万円、経常利益+2,500百万円、当期純利益+1,500百万円(前回比)。
- トライス株式会社の完全子会社化完了(取得対価7,500百万円、仲介手数料等507百万円、のれん917百万円(暫定))。連結子会社数が8社増加。
- 配当予想の修正:年間配当を80円→83円へ増配(中間41円、期末42円)に改定。
好材料(ポジティブ要因)
- 米州事業の収益改善:米州営業利益は3,357百万円(前年同期比で大幅増)、為替追い風もあり利益押上げに寄与(資料 P4,P9)。
- トライス買収による技術・製品ポートフォリオ強化:車載用カーボン部品で世界トップシェアの獲得が期待され、パワートレイン・電動化領域でのシナジーが見込まれる(資料 P10–P13)。
- 第1四半期で営業利益率が改善(約6.7%)し、収益構造の改善が確認できる点。
悪材料(ネガティブ要因)
- アジア市場の弱さ:アジアの売上は前年並み〜微減、営業利益は前年同期比で約△8.8%減と収益性低下(資料 P4,P9)。中国市場の厳しさが影響。
- M&Aによるキャッシュアウトとのれん計上:トライス取得に伴う現金支出7,500百万円と仲介手数料507百万円、のれん917百万円(暫定)は短期的な財務負担とのれん償却リスクを伴う。
- 欧州の業績不安:フランス子会社売却等の影響で欧州の売上・営業利益が縮小(欧州営業利益96百万円、前年同期比大幅減)し地域による業績のばらつきが残る(資料 P4,P9)。