カヤバ(7242) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:40
カヤバ株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は前年同期比+10.7%の1,261.62億円と増収(自動車向け・建設機械向けを中心に堅調、為替の円安も寄与)。(資料 p.1, p.5)
- 営業利益は108.13億円(前年同期比△19.1%)と減益。前年同期に計上された知多鋼業の完全子会社化に伴う負ののれん発生益がなくなった影響が大きい。(資料 p.1, p.5)
- 親会社株主帰属の四半期利益は82.99億円(前年同期比△31.6%)と大幅減。税金費用の増加や一過性利益の不在が影響。(資料 p.9)
決算数値概要
- 売上高: 1,261.62億円 (前年比 +10.7%)
- 営業利益(経常利益): 108.13億円 (前年比 △19.1%)
- 純利益: 82.99億円 (前年比 △31.6%)
前回決算からの主なUPDATE
- 売上高・セグメント利益の増加:AC事業・HC事業が牽引し、各セグメント売上・利益は前年同期比で改善(AC売上+11.5%、HC売上+9.0%、セグメント利益計で増加)。(資料 p.5, p.18)
- 一過性要因の不在:前年同四半期にあった知多鋼業の完全子会社化に伴う負ののれん発生益(約61.48億円計上の年度効果)が今期はないため、営業利益・当期利益が低下。(資料 p.17)
- コーポレート施策:自己株式の取得・消却や種類株(A種優先株式)の取得・消却、並びに株式分割(普通株1→3、効力日2026/10/01予定)等の資本政策が進行中で、1株当たり指標に影響あり。(資料 p.2, p.26)
好材料(ポジティブ要因)
- 需要堅調による増収:四輪車用・二輪車用ショックアブソーバーなど自動車向けが堅調、建設機械向けも欧米・中国での需要増で売上拡大。(資料 p.5)
- セグメント収益の改善:AC・HC両事業でセグメント利益が増加(ACセグメント利益は前年同期比で増加)。事業の底堅さが確認できる。(資料 p.5, p.18)
- 営業キャッシュフローの増加:営業活動によるCFが前年同期の88.01億円→152.49億円へ増加(Q1累計。単位:百万円=8,801→15,249百万円)、自己資金創出力が改善。(資料 p.12)
悪材料(ネガティブ要因)
- 利益面の一時影響:前年に計上された負ののれんなど一過性の利益が無くなり営業利益・純利益が大きく減少している点は注意。(資料 p.17)
- 負債増加:社債・借入金の増加等により負債が増加(負債合計は前期末比で285億円増)、財務コストやレバレッジリスクに留意が必要。(資料 p.5, p.8)
- 製品問題の継続対応コスト:免震・制振用オイルダンパーの不適切検査問題に伴う交換・補償等の引当(Q1時点で約1.6億円の引当残高)や対応が継続している点は留意。(資料 p.6)