タチエス(7239) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/05 15:22
株式会社タチエス
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は666.18億円(前年同期比 +4.2%)と増収。北米のシート販売とアジアでの部品販売が堅調、円安も寄与(資料:第1四半期決算説明資料 p.4/決算短信 p.1)。
- 営業利益は20.14億円(前年同期比 +79.9%)と大幅増益。中南米のパフォーマンス改善と部品ビジネス増加、全社の収益改善施策が主因(資料:第1四半期決算説明資料 p.6–7)。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は14.72億円(前年同期 0.19億)に改善。為替差益と中南米の収益改善が寄与(資料:四半期決算短信 p.1, p.8)。
決算数値概要
- 売上高: 666.18億円 (前年比 +4.2%)
- 営業利益: 20.14億円 (前年比 +79.9%)
- 純利益: 14.72億円 (前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 売上・利益とも前年同期比で改善(売上 +4.2%、営業利益 +79.9%)し、前回発表の通期予想は据え置き(通期売上予想270,000百万円)(決算短信 p.1, p.3)。
- セグメント区分の見直し:従来の「中国」と「東南アジア」を統合し「アジア」として表示(四半期決算短信 p.10)。これによりセグメント比較は再編後での比較となる。
- 連結範囲の変更:TACHI-S Engineering U.S.A., Inc. を連結範囲から除外(四半期有報 注記)。また、TOYO H&I 関連の株式取得は公表済だが通期予想には反映していない(決算短信 p.4, p.17)。
好材料(ポジティブ要因)
- 北米(売上高+44.5%)およびアジア(売上高+40.5%)での販売拡大が確認され、成長地域での収益基盤が強化(決算説明資料 p.4)。
- 中南米での営業パフォーマンス改善により地域損益が大幅改善し、黒字化に貢献(営業利益増要因:中南米 +15億円前後、決算説明資料 p.6–7)。
- 財務基盤堅調:現金同等物や自己資本比率は良好で、通期見通し・配当方針(通期115円予想)を維持している点は株主還元面で安心材料(決算短信 p.1–2)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 中国関連の事業再編に伴う「前年の一過性の増益分剥落」で中国向けの利益にマイナス影響(営業利益の減少要因として-11億円等、決算説明資料 p.6–7)。
- 為替影響(特にメキシコペソと米ドルの動き)により中南米段階で約-6億円の影響が発生。為替動向が収益に与える不確実性が継続(補足説明 p.10)。
- サプライチェーンと外部環境リスク:一部部品供給の確保困難や中東情勢、熊本地震などの地政学・自然災害リスクがあり、コスト上昇や生産影響の可能性が残る(決算説明資料 補足説明 p.10)。