近畿車輛(7122) の株式情報 | Hooolders最終更新日:2026/08/06 16:26
近畿車輛株式会社
2027年3月期 第1四半期決算
決算の重要ポイント
- 売上高は107.59億円(前年同期比+41.6%)と大幅増収、主に鉄道車両関連事業が寄与(西日本旅客鉄道、近畿日本鉄道、カイロ地下鉄、ロサンゼルスLRV改造等)。
- 営業利益は3.15億円(前年同期0.59億円、前年比+435.1%)と黒字転換・大幅改善。経常利益も4.96億円に改善。
- 受注残高は117,077百万円(=1,170.77億円)と依然として高水準。通期業績予想は5,300億円の売上に対し営業利益100百万円と利益見通しは低めに据え置き(※開示の通り、業績予想に修正なし)。
決算数値概要
- 売上高: 107.59億円 (前年比 +41.6%)
- 営業利益(経常利益): 3.15億円 (前年比 +435.1%)
- 純利益: 2.72億円 (前年比 -)
前回決算からの主なUPDATE
- 第1四半期決算で通期予想の修正は無し(5,300億円の売上、営業利益100百万円の見通しは維持)。 ※四半期短信P.2〜P.4参照
- 流動性の変化:現金及び預金が大幅減少(前期末16,904百万円 → 当第1四半期4,179百万円)、手元資金が約127億円減少。 (四半期貸借対照表P.3)
- 受注・生産は堅調:当期受注高13,783百万円、受注残117,077百万円(前年同四半期比93.9%)で大型案件の継続的寄与あり(決算短信「生産、受注及び販売の状況」P.9)。
好材料(ポジティブ要因)
- 大型案件寄与でQ1は売上・利益ともに顕著回復:国内主要顧客に加えカイロ地下鉄やLA向け改造など海外案件が収益を押上げ。
- 受注残高が約1,170.8億円と高水準で中長期の売上基盤が確保されている点(安定した売上源)。
- 中期経営計画の継続(配当下限50円の維持方針や海外LRV市場への注力など)は、成長戦略と株主還元の方針が明示されていること(中期計画資料 2026/5/13)。
悪材料(ネガティブ要因)
- 手元現金の急減(約127億円減)は短期的な流動性リスクや運転資金圧迫の懸念を生む。四半期BSでの現金減は要注視(四半期貸借対照表P.3)。
- 通期予想の営業利益水準が極めて低い(通期営業利益100百万円=ほぼゼロ利益見通し)ため、Q1の回復が通年で維持できるか不透明。
- その他包括利益での評価損等の影響や投資有価証券の時価変動による純資産の変動(有価証券評価差額金の変動)があり、時価変動リスクが存在(四半期包括利益計算書P.6)。